ファミマ、7月からレジ袋有料化 大手三社で初

ファミマが7月から始まるレジ袋有料化について、有料で実施する旨を朝日新聞が報じた。レジ袋有料化は経産省と環境省が組んだ国による施策で、全ての小売店に対し7月実施を義務づける。大手三社はこれまでこの件に関してダンマリを決め込んでいたが、ファミマが一歩攻め込んだ形だ。
レジ袋の価格は未定だが、一枚3~5円程度になるとみられる。バイオマス素材を3割配合したものに切り替えるが、法律上ではバイオマス素材を25%以上配合していれば無料でも構わないが、有料に踏み切る。袋の規格は製造会社との契約もあるので簡単には変えられないが、オペレーションは簡単に変えられるので他社が無料を打ち出したら無料に変えてくる可能性もある。概ね1ヶ月前からレジ画面、店内放送、レシート明記などあらゆる手段を使って宣伝し知らない、聞いてないと言わせないようにする必要があるだろう。
ネット上では「セブンの顔色を伺うべき」という意見もあるが、セブンの顔色も何も小売業界全体で7月にスタートする事が法律で義務化されており、法律で決まった以上はやるしかない。いずれ誰かが声を上げるのは時間の問題のはずで、それがたまたまファミマだっただけに過ぎない。それからセブンはセブンペイ廃止や給与未払いなどの問題でコンビニのリーダーシップ的役割を以前よりも失っており、「力が出ない」的な感じでファミマにその地位を譲っているのが現状だ。
「有料になるならコンビニには行かない」という声もあるが、小売業界全体で一部の例外を除いて基本的に有料になるのでそういう人間は殆どの小売店に行けなくなるのは明らかだ。コンビニ業界もおそらく大手三社横並びで実施するだろうから嫌なら来なくて結構と言いたい所だが、これまでレジ袋は全額加盟店負担で配布してきた。スプーンやフォーク、箸なども同様だ。これらは店舗の売上にもよるが月5~10万円となっており、加盟店の大きな経営課題となっていた。レジ袋が有料になり配布枚数が減れば加盟店の経営も改善する。単純に本部が儲かるというだけでなく、レジ袋の配布が減れば経営数値が改善し店の利益が増える事でいきなりステーキではないが近くの店を閉店せずに済むかもしれないのだ。さて、有料にするにしてもそれを店舗の売上にするならばチャージがかかるわけで、くれぐれもチャージのかからない会計科目として計上し全額が店舗の収入となるようにしてもらいたい所だ。