ファミマ、1千人希望退職 伝書鳩全廃止すべき

ファミマが希望退職を募った結果、想定の800人を大きく上回る1111人が応募し、うち86人は業務に多大な影響があるとして引き留め、結果的に1025人が3月末で希望退職すると発表した。これによって一時的に150億円の負担が発生するが、年間80億円の人件費削減が見込めるという。尚これは本社の社員の事であり加盟店従業員の事ではない。
ファミマに限らずコンビニ業界は泥舟と化しており、乗るか沈むかの二択でしかない。食品はスーパーやドラッグストアの方が安く、コンビニで行えるサービスもネットで完結するようになってきた。そうなるとコンビニの役割はほとんど皆無で、さらに追い打ちをかけるように働き方改革の波で24時間営業の見直しなどを求められており、コンビニの未来は暗く客離れがさらに進むのは明らかだ。またコンビニの運営に必要なオーナーも新規応募者が激減しており、本部の思うように新規出店が進まずこちらも本部の業績に多大な影響を及ぼす部分となっている。
さて、7割は店舗指導員という事で、店舗を巡回する外回りの営業のような立場で、上司からの発注獲得圧力と加盟店からの怒号に挟まれて耐えてきたに違いない。大して美味しくない商品を10個取れ、20個取れ、前年比200%などと無茶な数字を上司に言われて店が額面通り受け取るはずもなく自爆買いなどという話もよく聞く。これからはデジタルの時代であり、ストコンで文書や画像や映像を配布できるのでSVの役割である伝書鳩的な役割は不要になりつつある。伝書鳩を廃止すれば本部の収益が劇的に改善するはずで、そうすれば厳しい業界の中でも多少生き残りを行う事が可能だろう。澤田社長は「加盟店ファースト」を掲げており、浮いた人件費で更なる加盟店支援に回すのだろう。他企業でも業績のいいうちにリストラする企業が相次いでおり、返り血を浴びてでも改革を断行する事が必要だ。