高速道路・深夜のパンクは注意!!JAFレッカーを呼ぶとこうなる

保険会社のレッカーサービスは「修理工場等まで搬送」と書いていますが、
深夜は修理工場がないので、搬送できません。

なので、客が任意の場所を指定することになります。(自宅や会社など)

また、JAFを呼んでも応急処置は昼間よりも簡易的な物に限定されます。
どうやら時間の規定があるようでスペアタイヤへの交換など、簡単なことしかしてくれません。
一応スペアタイヤを持ってきますが型があわない場合もあり期待できません。
レッカー輸送も深夜のJAFは最寄りのPA/SAで打ち切りなので注意。その後は保険会社のレッカーに引き継ぎ。
まぁJAFは本当に初期対応にしか使えないと言うことです。

保険会社のレッカー距離は保険会社によりますが、多くは1回の事故で15万円(300km)まで無料でそれを超えた場合は実費のようです。また特別な理由がある場合は無制限という会社もあります。
高速でのパンクの場合は、応急パンク修理キットはタイヤの損傷がひどいためほぼ使えないようです。またパンク修理キットを使うとそのタイヤは二度と空気を入れる事ができなくなります。その状態で長距離走る事もできませんのであくまで一時的な措置です。
※高速路肩での応急パンク修理キットの使用は推奨できません。むしろネクスコに怒られます

JAFや保険会社のロードサービスに一報を入れると、NEXCOのサービスカーが飛んできて初期対応をする仕組みになってます。
また周辺の掲示板等に一斉に故障車(事故)の情報が流れます。
ネクスコは仕事で悲惨な光景を何度も見ていて精神的に病んでいるのかかなり機嫌が悪く、それを警察がなだめるというのが通例です。
ネクスコ「路肩寄れ!!危ない!!白線の内側!!!」
警察「(´・ω・`)」

同乗できないという情報もありますがウソで、車の中の人が一人の場合はJAF車の助手席、その後はレッカー車の助手席に乗れます。
それ以上の場合は保険会社が対応すると思います。
家族で旅行していてパンク等にあって特別対応してくれなかった場合は、警察やパトロールカーが最寄りのPA/SAまで人間を運び、そこからはタクシー等各自で対応、になると思います。

深夜の場合はレッカーに乗せて、自宅や会社まで破損した車を持ち帰り、後日対応を考えるという形になります。
○ディーラーに任せる? ・・・田舎のディーラーは積載車を持っていることが多いので、夜が明けたらディーラーを呼ぶのも手です。ただしタイヤの在庫がないとか何とかいいそうで即日対応してくれるかは謎。ディーラーお得意の代車で引き延ばし。
○保険会社のレッカーサービスを再度利用し昼間に工場まで再輸送
・・・1事故に関して上限金額までなら何度でもレッカー輸送できます。(理由は必要ですが)
タイヤの交換だけならタイヤ専門店でよいでしょう。

・料金の支払いは?
事故現場の先のICで一旦退出し、客が料金を支払います。(ETCならETC、現金なら現金)
その後はレッカーに乗せられ貨物扱いとなるのでレッカー業者が高速代金を一時的に立て替えますが、その後保険会社に請求するので無料範囲内であれば客の負担はありません。
本来自分で払うべき高速代と燃料費が浮いたことになります。まぁでもそのぶん数時間浪費するので同じ事か。

・ポイント
要点をまとめると、こういうことです。
深夜にパンクすると・・・
○業者がないので自宅等の任意の場所にしか搬送できない。修理キットも使えない
○スペアタイヤがないとすぐには直らない
○深夜のJAFは15~30km程度しか牽引してくれない
○長距離レッカー搬送は深夜のJAFは対応しないので任意保険会社に
○自宅に運ばれても自走しないので翌朝再度JAF等に輸送依頼
→月曜会社なら月曜は半休しないと無理(タイヤ交換作業自体は1時間もかからない)
昼夜にかかわらずパンク修理工賃とタイヤ代は自己負担
※パンクのみの場合は車両保険は使えません

ちなみに大事なことですが、これらは任意保険の付帯サービスとして提供されている物で、何回利用しても等級は下がりません。深夜でも。
ガス欠も年に1回や2回程度であれば無料で使えます。
「有料かも・・・」「いくらとられるかわからない」という前に、まずは何か起きたら任意保険会社に電話してみましょう。