セブン給与未払い 対象者に本部が全額補償 いくら取り戻せる?

セブンの残業代が一部未払いだった事件が発覚した。しかも40年以上前から放置されていて、2001年に労基の指導を受けてもなお放置されていたというのだから意図的にやったのかと記者から質問があったがそのように思われても致し方ない。バイトの応募が減るのではと記者から質問があったが本当にその通りでセブンのみならずコンビニ全体の人手不足に拍車がかかるのは明らかだ。本部の根幹を揺るがす大事件であり、セブンペイや無断発注の件でも会見に顔を出さなかったセブンの社長が出てきたという事からも事の重大さは理解頂けるだろう。この件については、本部が全額負担し、さらに法定では2年まで払えばよいが2年より前の物であっても確認できれば全額本部負担で支払うとした。判明している7年分だけで4.9億円だから42年間同じだったと単純計算すると補償にかかる本部負担の総額は29.4億円に膨れあがる。
さて、働いているアルバイトからすれば「自分は対象者なのか」「いくら取り戻せるのか」が気になる所だろう。
自分が対象かどうかは、以下の図を参考にして頂きたい。給与明細を出してきて、右にそれぞれ項目があると思うが「残業手当」の記載があること、「職責手当」または「精勤手当」の記載があることが必要となる。

いくら取り戻せるのかについてだが、セブンの試算では、110時間労働(100時間所定内労働、10時間残業)した場合に月300円戻ってくるとなっている。例えばセブンで3年働いていたとすれば36×300円で10,800円戻ってくる事になる。同じ条件で200時間労働(160時間所定内労働、40時間残業)とすると月600円となり、これを3年続けたとすると36×600円で21,600円戻ってくる計算になる。時間も多く、期間も長く働いていた人にとっては決して小さい金額とは言えない。自分が対象者かどうか給与明細で確認し、確認できた場合には本部のホットラインに連絡して頂きたい。(給与明細がなくても本部側にリストがあるので、2012年3月以降であれば氏名と生年月日、店名と期間が分かれば調べてくれる)ホットラインの番号は公式webページに記載されている。対象者に本部から電話がかかってくることはないし教えてくれることもない。ホットラインに連絡しただけでOKではなく、書面が家に届き、そこに署名捺印をして送り返さないと振り込みされないので注意が必要だ。