安倍総理「シンクライアント方式」でネット騒然 どういう方式?

安倍総理が「シンクライアント方式」という技術者しか使わない専門用語をいきなり持ち出したことで、ネットが騒然となっている。シンクライアント方式などという専門用語を持ち出す事で理解を不可能にして話題を逸らしたい狙いがあるのだろう。
さて、シンクライアント方式は情報系の国家試験に出てくるぐらいレベルの高い用語であるが、なんなのか素人にも分かるように徹底解説する。

これは単純に英語の組み合わせであり、
thin=薄い
client=クライアント=端末
つまり、薄い端末=薄いパソコンということになる。薄い端末という事は、中身が詰まっていないという解釈ができ、それはすなわちパソコンの中にハードディスク等がほとんどなく、社内専用ネットワークを使って社内のサーバーからデータを逐一読み取ってパソコンが立ち上がるイメージと考えてもらってよい。普通のパソコンは電源スイッチを押すとハードディスク、あるいはSSDなどの記憶媒体(補助記憶装置)からWindowsなどが立ち上がるが、シンクライアント方式を採用したパソコンはハードディスクが皆無でWindows等のデータを通信で読み込んで立ち上げるという事だ。リアルの世界に例えれば学生が机から教科書を取り出すのが通常のシステム、通信大学などネットで映像を開いて授業を受けるのがシンクライアントシステムである。厳密にはイントラネットからOSがブートするという事だ。WindowsやMacなど様々なOSに切り替えられる、保守が簡単、ハードが故障してもすぐ復旧できる、パソコン本体を盗まれてもセーフという点や機密性が確保できるという点で導入している企業は多い。

政府は「シンクライアント方式だからデータの復元が不可能」という解釈をしているようだが、確かにそれぞれのパソコンの記憶媒体を抜き取って復元業者に調べさせても無意味なのは確かだ。しかしシンクライアント方式は各自の専用の領域を持っていて、サーバーで一元管理しているだけなので大元のサーバーを調べる、あるいはバックアップを取っていればデータの復元は可能だ。「さぁばのでぇたをはきご」など総理は答弁しているが、ただ台本を読んでいるだけではないか、本当に理解しているのか、さっさと名簿公開して謝るべきなど逆に世論の批判を強める結果になった。