ファミマ、時短営業を正式容認へ 大手三社で初

ファミマが時短営業を正式に容認するという報道が入った。

現在セブンは無断発注の件で炎上中であり、そのさなかにセブンの弱点を突いた発表はまさに弱り目に祟り目といったところだろう。1万6千店のほとんどで営業時間を選べるようにし、毎日深夜休業、あるいは日曜日のみの深夜休業を選択できるようにする。1万6千店の規模で時短を正式容認するのは大手三社ではコンビニ史上初、歴史に残る画期的な決断だ。
「本部に拒否権はないという認識」として申請があれば原則として受け入れる方針のようだ。ファミマは時短実験を何度かしており、時短によって店舗収益は必ずしも減らない、増える場合もあると結論づけている。時短は深夜の電話対応が不要、休みが取れるなど数字で測れない点で上回る点が大きいのは事実だ。過去には半数が時短を希望するという正直すぎるニュースを出して世論に衝撃を与えたが、他社がモタモタしている間に先手を打つことで世論からの支持を高めたい狙いがあるのは事実だろう。
セブンで時短をするには3ヶ月間のテストを2回、延べ6ヶ月間のテストをした上で本部と膝詰めで協議、ローソンも「個別に相談」としているが具体的な内容等は公表せずITを使った深夜無人に力を入れているようで時短に関しては消極的な姿勢のようだ。ファミマは長期間のテストも不要、加盟店の判断で自由に時短ができるようになる。「時短=ファミマ」という印象になり多少客離れが起きたとしてもオーナーの他社からの鞍替えが増えるならばプラスになると判断した模様だ。
「原則24時間」「テスト必須」という方針を絶対に変えないセブンに対して柔軟な対応を示したファミマ。3年後、いや1年後には深夜に休業しているコンビニが当たり前の光景になるのかもしれない。