いわき市民と話す機会がありましたので、メモ代わりに残しておきます。
・復興復興って。辞めて欲しい
ニュースとかで復興復興っていうけど、中身のない言葉は止めて欲しい。
5年区切りとかって言うけど、前見て生きようよ
「嘘つき」 「福島への責任」 「東電は許せない」
・放射能の事故あったじゃないですか。あれって一人2,000万もらえるんですよね
原子力発電所から近い住民は一人2,000万、5人なら1億賠償金もらえる(実際は500万を4回)
東電は金がないので、実際は国が支払う。つまり皆様の血税(値上がりした電気代から)
それに加えて仕事を失った分を毎月支給
漁師なら売上を証明できる書類があれば通る
会社社長なら損害分補填
でも実態は・・・それを使って高級車やパチンコ通い。レクサス乗ってた人もいた。
このような無駄遣いをしているのは一部の人だけかもしれないが、一部の人のせいで全体がそのようなイメージになるのは否めない
「金入ったラッキー!」と思うのは若者だけで、ほとんどの人は先祖代々受け継いできた土地だから金なんかより
「早く帰りたい、戻りたい」「早く農業したい」が本音
未だに放射能の関係で戻れない人がいるのも事実
・25,000円で20日なら月収50万?そこそこ稼げますよね
「除染ビジネス」
除染の仕事はリスクもある分給与が高く、日給18,000円、原子力発電所構内になると25,000円に跳ね上がる。
寿命やリスクなんかよりも今すぐ金が欲しい人には手っ取り早い仕事なのかもしれない。
「除染のほうが給与が良いから」とわざわざ今の職場を辞めたり、沖縄から来る人も。
地域の雇用が奪われる一方、土建屋は地域住民の再建ラッシュで儲かっている
なぜか震災前より人口増加率が高いいわき市。理由は住みやすい気候で避難者が流入しているとか。ショッピングセンターは満車、便利なアパートマンションは満室などバブル期を思わせるバブルに沸いているようだ。
いわき市民は、原子力事故に屈することなく前向きに捉えているのが印象的でした。東北の人は東京のようにイライラすることなく元気でパワフルな印象でした。空気(雰囲気)からして違いますね。
まぁ東電の賠償費用をどう使うかは自由ですが、血税だという意識は持って欲しいですね。
