東京モーターショー2019レポ 若者車離れで各社試行錯誤

第46回東京モーターショー2019が東京ビッグサイトで開催されているので実際に行ってきた。
会期は10/24~11/4までで、開場時間は10:00~20:00(日祝は10:00~18:00)となる。入場料は通常2,000円だが、アフター4(16時以降入場する人)に限っては1,000円で入場できる。チケットは当日購入の他、コンビニ等でのチケット発券も可能だ。再入場用のバンドも配布される。高校生以下、自動車関連の専門学校、高専の学生は学生証提示で入場料無料となる。原則公共交通機関での来場を勧めているが、車で来場する際は公式駐車場が高いので民間のコインパーキングを使うと良いだろう。
1時間足らずだったので時間の都合上全ての会場を回れていないが、西1~4、南1~4を回り写真を撮ってきたので参考にしてもらいたい。

コンビニでチケットを発行した。車で来場し少し歩いたが、ゆりかもめのビッグサイト駅からなら直結なので便利だ。

閉まる1時間前だったので人はほとんどいない。「荷物検査します」と言っていたが結構緩い感じだった。

さっそく中に入ってみると広すぎてさっぱり訳が分からないが、とりあえず賑わっている方に行ってみるとかなり巨大な展示があった。ここはスズキのブースのようだ。

ホンダは売れ筋の他、世界初公開となる「フィット4」を数台展示していた。スペック等の詳細が定かではないので何とも言えないが、デザインが大きく変化しVitzのような内装になり女性客の受けもいいのか、ホンダ社員と話す姿も多く見られた。



メーターが全面液晶になり暴走防止の為ギアが従来型に戻る、電子ブレーキ機能などを搭載している新型車だ。来年春の発売を予定している。

ホンダは元々二輪の会社である事を生かし、二輪の展示もしていた。

こちらはKawasakiのブースだ。二輪車の展示をしていた。

こちらはYAMAHAのブース。なにやら青や紫の照明の中、大がかりな映画のような物を上映していて多くの人が見入っていた。

日産も電気自動車を猛烈にアピールしていた。

こちらは三菱のブースだ。他に比べると人はまばらなので、とりあえず車に乗りたい人は三菱がお勧めかもしれない。

今回は体験型のブースが多いという特徴もある。家族連れで来て大人だけ商談しても面白くない訳で、車が買えない子どもや若者にも車に関心を持ってもらう狙いがあるのだろう。どのブースも「来て下さい」と必死に勧誘していた。安全性能評価で有名な国交省の展示もあった。日立など車を作っていないメーカーの展示もあり、将来的には日立の車が出てくる日も近いのかもしれない。
 
南3、4エリアはオートバックスがドローンを飛ばすなど自動車大手ではないメーカーの展示が多く見られた。

南1、2は高級車エリアで、レクサスやベンツなどのブースがあった。もちろん休憩用の椅子や机も本格的な物が用意されていた。客層も他のエリアよりは少しリッチな方が多いらしく、その場で商談している風景も見られた。

今後の課題
・10~20代は入場料無料など若い世代に興味を持ってもらえるように
・公式駐車場料金が高い。入場料払っているのだから有料にするにしても入場券提示で一日500円など安価な設定で
・仕事終わりの会社員を狙うにしても終了20時は早いのでは。20時でも人は沢山いた
・展示車に乗り込もうにも各社の社員が窓ふきなどしていて近寄りづらい
・入場したはいいもののパンフレットやカタログが奥で初めての人に分かりづらい

ビッグサイトは中から見ても巨大で、外から見ても巨大だ。今回のモーターショーはふらっと帰るだけなら最短30分、推奨2時間、半日ぐらいは遊べる空間となっている。「屋内会場が縮小された」「ピーク時の平成3年は200万人来場したが前回は77万人と激減」「体験型ばかりで車を置いていない」「もはやモーターショーではない」「モーターといいながら自家用車来場を推奨しないとは何ごとか」など賛否両論あるが、実際に会場に行ってみると自動車各社もまだ元気や余力はあるというか、若者を中心とした車離れが深刻な時代の中でも自動車各社が必死に打開策を探そうとしているのが読み取れた。車を持とうとすればローンや税金、ガソリン代などで月5万円はかかるわけで、給与の低い最近の若者にとってはかなり大きな負担だ。自動車関連の税金は毎年上昇し、老後に向けての蓄えを考えれば車は金の無駄で節約して堅実に生活するという時代になりつつある。車が売れないのに車だけを売っているのも時代の流れに背く訳で、時代に合わせて売るものを変えていく努力が求められているのかもしれない。車に興味がある人やそうでない人も気軽に楽しめるイベントになっているので、ぜひ足を運んでもらいたい。