ケーズデンキがズバッと現金値引にこだわる理由 本社に聞いてみた

魅力度最下位などといわれる茨城県であるが、その県民の唯一の自慢なのは今や全国区になった「ケーズデンキ」だろう。茨城県水戸市で加藤電機商会から始まってケーズデンキになった訳であるが、「その場でズバッと現金値引!」のフレーズは今や知らない人はいないはずだ。他社がポイント還元を売りにする中で未だにポイントカードを導入しないなどのこだわりも多い。なぜなのか、その点も含めて本社に聞いてみた。


茨城県水戸市にあるケーズデンキ本店。二階建てになっており、一階は白物家電、二階はパソコン等を取り扱う。普通のケーズデンキが二つあると考えて良い。他社が売れないからと展示を減らしているパソコンパーツや80型クラスのテレビも5~6台バンバン品揃えしていてビックリだ。筆者も何度か価格交渉して購入した事があるが「ケーズデンキウェブ」のスマホ画面、なければリアル店舗を持つ他社のネット販売価格(ヤマダ、ヨドバシ等)を提示するとその価格に合わせてくれる事が多い。

Q:関東で一番デカいケーズは?
ケーズデンキひたち野うしく店です。

実際にひたち野うしく店に行ってみた。一階建てではあるが、確かにデカい。写真で見ても分かるとおり一番奥が見通せないぐらいだからかなりデカい。ここで揃わないものは無いといっても過言ではないだろう。8KテレビでBSの8K放送も放映していた。他の電気屋にできる芸当ではない。
Q:なぜケーズと言う名前に?
keep! Customer Satisfaction(お客様の満足を守り続けよう)を店舗運営理念としており、お客様に三つの満足(s)をお約束することから名付けました。

1、Keep! Super Price  新製品を超安値で提供し続けます。

2、Keep! Super Service  アフターサービスでも日本一を目指します。

3、Keep! Super Quality  品質の高い商品だけを提供し続けます。
Q:なぜ水戸が本社?
1947年 創業者加藤馨が、茨城県水戸市元台町に加藤電機商会を設立したことが当社の始まりで、現在でも茨城県水戸市に本社を構えております。
Q:他社はポイントサービス打ち出してますが、ケーズは社長の方針で拒否は本当?

“商品を購入してポイントをもらったからお客様が次もその店へ商品を買いに行くのはお客様を囲い込むこと。それはお客様の自由を奪うことである。また、当社は失効して失う可能性のあるポイントよりもその場で現金値引するほうがお客様のためになる”

という会社方針のもと、ポイント制を採用していません。

Q:他社は日用品とかタオルとかジュースとか薬とか売ってますが、電気にこだわってるのは本当?

家電専門店としてまだまだ磨きをかけていく必要がある部分がございますのでいまのところ家電品以外には取り組んでおりません。

という回答だった。ケーズは調べるとなかなか面白い電気屋で、過去にポイント制を導入しようとしたが機械を廃棄してまで取りやめたなど創業者の意向が色濃く反映されていると言っても過言ではないだろう。京急と一緒で赤い会社は強いのかもしれない。