コンビニ災害でも営業のワケ 配送ドライバーも弱音「配りたくない」

JRが計画運休を発表し航空便では欠航が相次ぐ中、どれだけ災害が起きても絶対に閉めてはいけないと言われている業界がある。
それはコンビニだ。
昔は災害が少なかったので、「災害などない」という前提になっており災害対応マニュアルなる物は皆無だ。
「お客様の為に」「インフラだから」などという謎の洗脳のような言葉を掛けて、何があっても絶対に24時間365日営業を死守しなければならないんだと本部社員は常に言ってくる。しかしそれは1円でも多くチャージが欲しい本部都合でしかない。
配送ドライバーは「こんな日ぐらい休んでもいいよねぇ」「店も閉めて欲しい」「トラックは箱だから風に煽られてハンドルが取られて運転しづらい」「倒れても誰も助けてくれない」「揚げ物なんて今日いる?明日でいいでしょ」「次の便や次の日に振り替えるとか」と言っていた。コンビニが店を閉める、あるいは本部主導で台風直撃地域の配送便の発注は受け付けないようにすれば配送ドライバーも配送しなくて済むのだ。
本部社員はこういう災害を逆手にとって「買いだめ客が来ますから中食を沢山発注しましょう!!」とか言ってくるが、すぐ腐る中食を買いだめする客はいない。平日100%とすれば台風の日の中食の売上は10%ぐらいだ。平日のペースで発注したらゴロゴロ廃棄が出てしまう。


ファミマとセブンは「台風により店舗休止の可能性がある」とニュースリリースを打った。ローソンは出していない。特にコンビニ専業のファミマが店舗休止のリリースを打ったのは大きい。セブンは「スーパーは閉めるがコンビニは各オーナーの判断」と濁して書いている。

今回は過去最強クラスの台風が関東に直撃すると言われている。灰皿やゴミ箱も吹っ飛ぶ恐れがある。中食を配っているセンター1,2,3便、タバコ、ドライ便、ヤマザキなど多くの便で運休や遅延、欠品が発生する可能性が高い。なぜならコンビニ弁当やおにぎりは全ての具材が揃わないと商品として成り立たないからだ。鮭のないおにぎりを鮭おにぎりと言って売り出す訳にはいかない。店としてもそのような現状なので、開けておく意味は無い。台風などの大きな災害の時はまず本部が「全店休業します。開けたい店は開けていいですよ」などとテレビやネット等に向けて報道発表する事が大事だ。災害で失われた商品や金は後からいくらでも何とでもなるが、店員や客の命は二度と戻らない。店内水浸しになってまで仕事する必要は無い、なぜならコンビニは民間企業であってインフラではないからだ。例え店内が水浸しになっても停電でも売上が上がるからやりなさいと働く人の人権無視、人命軽視の運営を続けてきたのがコンビニ本部だ。3.11でコンビニの制服のまま津波に流されたという話も聞く。店舗で閉店判断できる体制を構築すると共に、本部権限で強制的に一時閉店させる(損失は後で本部が補填)などコンビニにおける非常時の体制作りも必要だろう。