ホンダ、N-WGN(Nワゴン)不具合で客損失補償へ

ホンダのN-WGN(エヌワゴン)は8月9日に発売された事はすでにこちらの記事でも書いているが、もともと7月発売の予定だったものが1か月延期となっている。さらに最近になってパーキングブレーキに関する不具合があったことから現在新規生産を一時中止しており、9月末納車予定だったものが1か月遅れどころか2~3か月、もしかしたら年超すかもと言われている客もいるらしい。ナンバーを付けた時点での税率が適用されるため、例えば今ナンバーを付けたら10%となる。公式サイトでは発表しておらずホンダの運営姿勢を疑う声が出ていた。
増税までに納車できなかった分の税差額をホンダが負担するほか、現在の車の下取りの減額分、また既に下取りしてしまって車がない人でレンタカーを借りている人はレンタカー代も負担するなど、他の車種や他の会社ではあり得ない至れり尽くせりの対応をするという報道があった。5年前にフィットの大規模なリコールを起こして国に怒られたが、今回はその二の舞はさせないという事なのだろうか。5年前と違って今はツイッター等のSNSが爆発的に普及しており、たった一人の対応誤りがすぐにリツイートされて一気に広まる。一歩会社の対応を間違えると信頼がなくなり会社ごと吹き飛ぶような時代になった。企業にとって今一番恐れなければいけない事はネット炎上であり、このリスクを考えれば多少負担が増えてもトータルでは安いと判断したに違いない。
しかしホンダ側としても「期限ありきの開発」をしていたことは言うまでもない。確かにユーザーに早く新車を届けることは重要であるが、車は命に関わる商品だ。いくら期限が長くなってもいいので途中でのトラブルでの生産停止や大規模リコールなどがないようにしっかりと作り込んでから発売してもらいたいところだ。