川勝知事、田代ダム案容認 JR東海は地元愛を大切に地域を尊重すべき

川勝知事が会見で、田代ダム案を実質容認するという発言をしたようだ。年間売上2兆円・利益5000億という莫大な金を新幹線ばかりに投入していた東海であるが、サンシャインのヒット以降考えを転換し県内にも資産やリソースを向けるようになり県も賛同に動いたのだろう。JRと県が対立せず頑張って努力して力を合わせて奇跡を起こしていけば、リニア開業の道筋も開かれる事だろう。

この2枚の発言を比べると発言のみならず表情も大きく変わっている事が読み取れる。静岡県内の在来線は赤字だから予算も出さない・施策も打たないという歴代経営陣の方針には断固反対であり、在来線オンリーの沼津駅にあれほど客が集まり会社が天地逆転した今年の動きを新幹線会社と言っていた歴代経営陣に聞いてみたいものである。赤字なら黒字になるようにむしろ観光資源等を盛り上げるべきであり必死に頑張っているJR四国や銚子電鉄もある訳で、それは言い訳にはならない。静岡県内で事業の許可が下りる条件は「富士山を越え日本唯一である事」であり、在来線駅もホームも極力コストカットしてレールの上で面白味のない通勤列車を走らせるだけの会社に怒号を飛ばすのは必然で路線長が短い東の方が頑張っているというのは皮肉な話である。鉄道会社ならレールの外でも本気で営業して観光客をゼロからイチに増やし地域を護り地域を愛し地域に尽くすべきで在来線や新幹線をしっかりやってからリニアというべきであり、飛び級で大学入りたいと言っているのと同類に過ぎない。水問題の結論が出る方向かもしれないが、静岡県は30年以上のぞみが停車せずリニアも地域の発展にならず莫大な損失を受けている点である意味被害者であり、会社の方針は尊重するにしてもいかにして護るのか、JR東海はゴールではなく通過点と考え共に手を取り合い県民が笑顔になれる素敵な施策を打ってもらいたいものである。

ヤフコメ、グッドバッド廃止発表 中毒性”象徴”廃止に踏み込む訳

ヤフコメが、その発展の象徴とされてきたグッドバッドボタンを廃止すると発表した。サービス開始以来の大転換となり、12月から適用。

例の誹謗中傷問題の時からヤフコメに対する政府の監視は強くなり運営も対処を強化してきた訳であるが、今は殆どの双方向性コメントサービスにおいてバッドボタンは存在しておらず当方も以前からバッドの廃止を主張してきた。その背景としてはグッドを沢山もらいたいが為のコメント、及び悪いコメントにはバッドを沢山付けて叩き落とすというボタンが置いてあればそういう使い方は否定できないという部分であり、今回の改正によりコメントを投稿した際のリアクションが変わる事で非常に両極端で過激な印象が否めないコメントの書き方、及びリアクションの付け方も変わりネット言論空間の向上に資するのではないかと考えられる。グッドを沢山もらえれば嬉しいが、バッドを沢山もらったら落ち込み、しかもバッドは人によって考え方が異なり「ちょっと違う」という意味で押す人もいれば「完全に間違っている」「反対だ」という意味で押す人もいてその意味を推し量る事は困難であった。今回の改正により日本一を自称するコメントサービスの言論空間がどう変わるのか、今後に期待したい。

トヨタ車サイドミラーが点灯する理由 煽りではなく公式機能

トヨタ車の隣を走行すると、このようにサイドミラーのランプが点灯する場合がある。横に車がいると点灯するようで、同じ車種でも光らない場合もありドライバー側でオンオフの設定が出来るようである。

これは「ブラインドスポットモニター」等の安全機能であり、死角となる後方の車を運転者に教える機能だが、他車からすれば煽りのように見えなくもない。そしてトヨタはこの機能を業界標準にしたいようだがイマイチ他社には広がっていない。このような細かな装備を付けるのはトヨタのお家芸であるが、それを付ける金があるならホンダの全車センシング装備のように街全体が幸せになる機能を付加してもらいたい物である。