国交省のJR四国に対する経営指導は断固反対 経営難の原因は高速道路の発展

国交省は、JR四国に対して毎年のように経営改善を求めているが、国鉄時代はどうだったのかと問いたい。国鉄時代に利益を上げられず本体丸々赤字になって破綻したのが国鉄であり北海道と四国は民営化時点から経営が厳しいと分かっていたにも関わらず指導を繰り返すのはもはや茶番劇であるとしか言いようが無い。自分が国鉄時代に出来なかった事をJRにやれやれというのはおかしな話であり、四国幹部も「国鉄破綻したくせによう言うわ」「高速作ったんアンタやろ」と内心思っているはずである。人口が減っているから収入も減っているだけに過ぎず、人口が減ったのは政府の責任だ。国交省も口を出す前に金を出すべきであり「金を出すからお好きにどうぞ」として自由度の高い補助金等を増やしてあげるべきであり、もっと言えば四国の稼ぎ頭は四国各県にまたがる特急であるが高速道路網の発展に伴い稼ぎ頭を潰したのは国交省自身な訳で、高速も国交省の管轄であるにも関わらずそれを無視して経営改善しろというのは無茶である。鉄オタ大臣なら四国の涙ぐましい努力は言わなくても分かっているとは思いますがね。

左は令和2年に発出された文書、右は平成30年に作られたJR四国懇談会における資料である。民営化してから商品やサービス力は遥かに向上しており、具体的な改善策も挙げずにパワハラ的指導を繰り返して経営改善を求めるのは承服できず高速を作って赤字に追い込んだ国交省に上記のような偉そうな文言を用いて経営改善を求める資格は無い。受け取った会社も内心「ウザッ」と思っているはずである。高速を作って特急の客数が減ったのならば高速バスとの競争力を担保できる四国新幹線の建設を含めたそれ相応の補填を政府はすべきであり、普通列車・特急の毎時本数を国鉄時代と比べてから物を言ってもらいたい物である。政府としても四国に住んでもらう移住策の促進や自治体等も鉄道を利用してもらう促進策を打てばまだまだ生き返る余地はある訳であり、成功を収めているものがたり列車については褒めて伸ばす等の政策が必要であると言えるだろう。東京の高層ビルから数字を眺めて指導するだけではなく、鉄道局なら実際に四国に行って電車に乗ってから指導してもらいたい物である。

「アイデアの勝利」クレメントイン高松の全国割対応がスムーズで魅力的

JRホテルクレメントイン高松に宿泊したが、全国割の申請書類を書いてから持ってくる方式となっていた。申請書類があらかじめ置いてあり、ボールペンと記入見本も用意されていて素晴らしい。フロントが詰まるのは申請書類をその場で書いて接種証明・本人確認書類の提示を求めるからであり、事前に準備してねと言ってあればフロントの回転を速くする事が出来るだろう。全国様々なホテルを見てきたが、このような方式は素晴らしい。

クーポンは勝手に持っていかれたら困るのでさすがにフロント手渡しだろうが、全国割の申請書類は公文書であり隠す必要は何ら無いのである。ホテルはこれから繁忙期に向かうと思われるが、全国のホテルは参考にしてもらいたい。

JR四国「快速マリンライナー」乗り方 自由席は追加料金不要

岡山と高松を結ぶJR四国の「快速マリンライナー」であるが、他県の人からすると名前から「ライナー券必要なのでは?」「有料なのでは?」と思われているが、1号車以外は運賃のみで乗車できる。関西でいう新快速等と括りは同じである。1号車は普通車指定席・グリーン車となっており、それに応じた料金券が別途必要だ。普通列車なのにまるで新幹線のような、瀬戸大橋に似合う立派な車両である。シンボルタワーも同じであるが、見栄を張る立派な物を作ってそれに対してお金を取らない、あるいは非常に低廉な料金というのは香川界隈では良くある話である。

予讃線内の停車駅は坂出のみであり、坂出までの所要時間で見れば特急とほぼ変わらない最高130km/h運転を実施している。厳密には特急の方が1分早いが、ほぼ変わらないと言っても過言では無いだろう。JR四国の車窓や沿線の風景はかなり変化があって美しい。座席は転換クロスとなっており、客自身で向きを転換出来る。ラッシュ時間帯は補助席が使えない場合がある。主に早朝深夜は2両・昼間は5両・ラッシュ時は7両となり、2両時はグリーン車は連結されない。高松近郊の普通列車はローカルルールとして座席上にバッグ等を置く行為が常態化しているが、JRもこれを見越してラッシュ時間帯はマリンを7両編成にしている。10年ほど前に全列車1両減車されたが、個人的には戻してもらいたいものである。

児島からはJR西の管轄となるが、毎時1~2本運行されており新幹線との接続も考慮したダイヤとなっている。特に新幹線で岡山まで来て高松に来る人、高松から岡山で新幹線に乗る人にとっては必須の電車と言っても過言ではない訳であり、興味のある人はぜひ乗ってみてもらいたい。