大手三社で純増凍結したコンビニ本部 他社との協業模索?

大手三社で競うように毎年1000店舗クラスの純増を続けてきたコンビニ本部が、ここ5年程度はほぼ純増ゼロで推移している。時短問題発覚以降、法的拘束力は無いが経産省等に呼び出されオーナーとの関係を修復するように指導が入ったのが大きいだろう。純増ゼロという事は企業の売上増加を新店舗で補う事は不可能になったと言える訳で、各社とも既存店売上をいかにして伸ばすかという知恵比べ合戦に入ったようだ。

ローソン(三菱商事系)はウーバー強化、そしてKDDIと提携してポイント等の金融事業を強化すると発表した。ファミマ(伊藤忠系)はセブンの二の舞を繰り返さないように強固なセキュリティで運営しているファミペイ、サイネージ1万店達成、特殊詐欺対策、そして大手三社唯一の国産チェーンという強みを生かして最近はJR各社との連携も進めているようだ。セブンは他社との連携・提携は行わず自分で頑張る方針のようで、セブンナウ・スムージーを強化するとし、不採算が続くスーパー事業の閉店を加速するとしており、各社共に今まで築いてきたブランドイメージや資産等を生かし生き残りを懸けた知恵比べ合戦は今後も続いていきそうだ。

四国新幹線、四電社長就任で機運醸成加速 観光客増加の起爆剤期待

四国新幹線期成会会長に、四国の中で最も経済を回しており金持ち企業と言っても過言ではない四電の社長が就任した。四県の仲は問題無いというかむしろ仲が良く、そして徳島県知事が交代した事で瀬戸大橋の空きスペースを使う岡山ルートで一本化された事もあり大いに機運盛り上がりが期待されるが、先送りできない課題に対処するとしてリニア新幹線と共に四国新幹線を進めたい岸田総理の思惑が垣間見える。(リニアで変に大阪まで2037年全線開業と発言していたのも四国新幹線とセットという考えなのかもしれない)
四国新幹線建設については「四国には人がいないから作る意味が無い」等という意見もあるが、四県共に観光県であり内需を回せなくても外から呼び込む力を十分持っている事はうどん県・瀬戸内芸術祭・ものがたり列車のヒットで証明された訳で、飛行機があると言っても当日分は高く便数が少ないので新幹線が出来れば乗る人は一定数出てくるだろう。ストロー効果を懸念する声もあるが、今までも首都圏に吸われないように必死に観光施策を実行してきているので全く問題ない。新幹線は政治家自身が選挙活動で困るという名目で作られた経緯があり、客数よりも政治力が物を言うのは間違いない。JR四国は「コメントは控える」としているが泉元社長は「単線新幹線で四県を結ぶべきだ」としており、新幹線が運行される事になれば主要在来線は切り捨てず東海のようにJRが両方運営するのが望ましい。
そして政府はJR四国に対して収益改善を求めているが「首都圏にマンション作って稼げ」みたいな出稼ぎを要求しており、最も収益が得られる新幹線というカードを自分で塞いでおきながら赤字を何とかしろというのも自己矛盾している話で新幹線を作らないという最悪の選択を続ける行為は四国の観光施策等の頑張りを否定している事と同義で、香川県側は殆ど準備ができているのだから後は政府が四国の発展を信じて2兆出せばいいだけであり、50年以上貫いてきた判断をひっくり返す事ができるのか、総理の手腕に期待したい。

JR貨物、制止振り切り標識破壊で販売会中止 アニメ運営の列形成参考にすべき

JR貨物において、先着50人が部品の販売会に参加できるとしていたイベントに、運営側の制止を振り切り走って入場してコーン等の標識を破壊したとしてイベントの一部が中止となる騒ぎがあった。列形成に対して素人の組織はこの辺結構適当であるが、意外とアニメ運営の方がしっかりしていると思った所であり、多くの人の参加が見込まれる場合はアニメ運営のやり方を参考にすると良いだろう。
1.並ばせない
無条件で並んだ人が入れますという風にすると混乱が起きるので、その場で「この時刻に来てね」と時刻を書いた整理券だけ配って一旦退散させる。整理券を持っていない人は会場に入れさせない。
2.指定時刻の5分前に並ばせて入場
券を持っている人だけを5分前に並ばせて、指定時刻ピッタリに入場させる。
☆webで抽選
事前にwebで入力する方式にすれば、事前にどれくらい来るか人数が読める。
コンビニのレジですら割り込みが起きている時代、特に部品販売のようなファンが興奮しやすい案件でその場に来て並んだ人を定義として特典が得られる先着順という性善説はもはや崩壊していると言わざるを得ず、整理券等の物理的な方法が必要になった時代と言えるだろう。