Transecend激安カードが1年半でお亡くなりになった件

当方カーナビに音楽再生用としてSDカードを入れて使っているが、1年半で故障した。
車内の環境は真夏だと50度以上になる。
ましてやカーナビ内部だと80度ぐらいになっていてもおかしくない。
※車載用SDも売っているが、とてつもなく高いので買う気が失せる

USBリーダーライターの挙動も怪しかった。
1年以上電源をつけっぱなしのPCにリーダーライターを刺しっぱなしにしており、
その影響でSDカードも壊れたのかもしれない。
2つ壊れたが、どちらともアクセスLED付のもの。USBからの熱でLEDが飛んだか?
※読み書きの必要がない時は「取り出し」や「デバイスの安全な取り外し」を使って必ず電力を遮断しましょう

熱の影響か? リーダーライターの影響か?
これまでAmazonで買ったTransecendの激安カードを1年半使っていたが、
まず音楽が読み取れなくなってきた。
「このデータは再生できません」というようなエラーがカーナビに表示され、まあいいやと放置。
その後、曲を消すことはできたものの新しく入れることができず、
Windowsのフォーマットでも話にならないためSD Formatterでいろいろなオプションを試してフォーマットするが、それでも話にならず。
※SD Formatterでもフォーマットできないとなれば、ハード側の問題となる。つまりリーダーライターかSDか壊れたと言うこと

メーカーに頼んでまで原因を調べてもらうほどの値段でもないので、リーダーライターとSDを新調することにした。
リーダーライターは、ドラッグストアで売っていたオーム電気製のもの。(前回はバッファロー)
SDカードは、日本製の東芝。

実はSDカードの開発は東芝が参加しており、品質が悪いわけがないという考えのもと。
ネットでも東芝のメモリは非常に評判がよく、白芝だの青芝だの言われている

ところで、東芝に変えて音質が良くなったようにみえるのは気のせいか。
あまり言ってしまうとソニーの「SR-64HXA」のように
玄関のチャイムから既に高音質だったとか、音だけじゃなく人生も変わったとか、
写真を撮ったら美しい顔が撮れたとか、ごはんがおいしく炊きあがるとかもはや意味不明なことを
言われてしまいそうだが、ソニーも数値化できない部分で高音質になっているといいたいらしい。
また、音楽ソースやスピーカー、アンプ等高性能なものを入れないと聞き分けはできないとも言われている。
要するに東芝・パナソニック等の国内メーカーのSDは、海外メーカーよりも耐ノイズ性などが
丈夫な作りになっているのではないか。
(サンワサプライ、バッファローなどの二次メーカーは除く)
国内メーカーは、子どもが出てくるようなせこいことはしていないと思われる。

そして、これはかなり前から言われていることであるが、大容量の実現には高密度化が必要となり、
それを同じ筐体で実現するので、その分隣との壁が薄くなる。隣との壁が薄くなると、必然的に壊れやすくなる。
なので音楽で使う分など大容量が必要ない場合には、128GBなどの容量もある時代だが、あえて8GBを選ぶという選択も有りだろう。
また、音楽再生程度であれば高速である必要もないので、標準のカードで十分。高速カードは内部クロック数が高くなっており、ノイズ発生要因となる。

少し話がそれたが、音楽再生は数秒ごとにデータを読み取る。SDカードにとって過酷な使われ方となる。
特に車載・音楽再生用に使われる方は国産SDカードをオススメしたい。

PCデポが炎上した疑惑31個

一部上場企業のパソコン量販店として名が通っている「PCデポ」が、炎上した。
※本当は「PC DEPOT」だが、マスコミはカタカナで表現
しかも炎上源はTwitter。不満な客が拡散、まとめサイトが取り上げるなどして、2回もヤフーニュースのトップに上り詰めた。NHKも報道。

     

ヤフートップのPVは一日2億以上。今ごろ本社には数百万のメールや電話が届いていることだろう

 

理由は、「PCに疎い独居老人にPC10台分のサポートサービスを契約させ、20万円という高額な契約解除料を請求していた」こと。
パソコンやスマホ等の販売・サポート業として、リアル店舗を構えて折り込みチラシ中心で集客。来店客のほとんどはPCに詳しくない客だ。
近年はパソコンが売れないので、軸足をサポート業務に移行。
2016/5/1のがっちりマンデーで「儲かる駆け込み寺」というタイトルでガッチリされていた。

その上昇傾向の中の問題発覚で、一気に地に落ちた。

 

問題発覚以降、1,500円前後で推移していた株価は1,038円、3分の1下落。
時価総額にして220億が、5日で吹っ飛んだ。
※25日には721円に。341億吹っ飛んだ計算になる。
東証1部の値上り率1位から、値下り率1位へ!

PCやネットを扱う会社なのでネットの怖さは一番分かってるだろうと噂されていたが、噂通り数日後に対応策を発表
発表したからといって、火消しになるわけではない。早くても批判され、遅くても批判されるのは自業自得。

対応策
提供商品の返却を条件に、無償で契約変更や契約解除に応じる。
70歳以上の新規客は、契約後3ヶ月以内
75歳以上の客は、無期限
それ以外で使用状況にそぐわない場合も対象
※デポ側がそぐわないと認めた場合に限る

無償にすると言っているが、なぜ最初からできなかったのか?
70歳や75歳など、高齢者の客のみ対応するとしか書かれておらず、社会全体への謝罪、サービス廃止や料金値下げ、
今までの客に返金等を行うとは書かれていない。74歳以下ならいいのか、歳の問題じゃないだろという批判も残る。
やはり高齢者からガッチリしたいのである。
それから、サポートプランの内容も非常にややこしい。
知らないうちに日経新聞の電子会員、もあり得るわけである。

 

関東のある店に入ったが、フロア中央に設けられたサポートエリアでは、パソコン機器が売れないのになぜか客が入っていた。
「なぜ?」と思ったものだ。絶対に月額会員制度をやっていると思った。
店頭に求人の掲示はあるが、怪しいサポートサービスの掲示はない。Webページにも載っていない。
炎上を避けるため、見込み客のみに提示する闇メニューがあるようだ。

その数ヶ月後の炎上。世の中はよくできている。

騒動後となる8月19日、関東のあるPCデポに寄った。
ネットにあるような「3TB+クラウド4TB」のような値札は撤去されていたようだが、店内ほぼ全商品に
サポート付プランの価格が大きく表示され、
サポートなしの価格は「セルフスタイル ノンサポート価格」と小さく、わかりづらい表記で表示されていた。

タブレットPCも¥1,990/月とあったが、米粒ほどの文字で「本人名義のクレジットカードが必要です」
「3年間ご利用頂くプランです。解約はできません」
とあった。
サポートプランには「中古良品iPadセット」の表示もあった。これはデポ側では、そのiPadで繰返し金を取れば、一台でn台分の利益を生むことを意味する。
※実態はリースだが、リースともレンタルとも書かれていない

さらに、店舗入口にお詫びの掲示もない。ネットのことはネットに載せておけ、
店舗では今まで通りガッチリ!という姿勢が一部上場企業としては理解不能な対応である。
そして騒動後もお店では女性や高齢者など3人が、店員と話をしていた。帰り際にはプリンタを持ち込むおじいさんを見かけた。報道は見ていないのだろうか。

 

現場で働くアルバイト店員等はこの事実を数年前から知っていたはずだが、「ネットに書き込むと特定する」など圧力を掛けていたという噂もある。
今回は客に書き込まれたからPCデポも身動きが取れないという感じか。
例えば「ショートカット作成3個 3,000円」とあるが、これは知識があれば、数分で終わる作業。
Twitterではこんな告発もあった。
Windows 10に勝手にアップデートされて起動時のパスワード入力をなくしたい
→「HDD交換が必要です」等として8万円を請求
店のノルマを達成するために
客の話は聞かず、「お客様困るよね?」と店長がインカムで洗脳し、
全く関係のないウイルス感染・HDD故障・リカバリに持ちこんで技術料数万円とるという噂も。
客より知識のないバイトも多い、騒動後この方針が嫌になってバイト辞めた、辞めたのにデポから文書が届いたというコメントもちらほら。
店員に生き生き感もなかった。やはり彼らも、心の中では騙す商売は辛かったのだろう。
高い時給に釣られて操り人形になっているのか?

高齢者と言っても契約した本人が悪い、どこも似たような事をやっている、料金は正当な技術料など援護する記事もあるが、
それでも援護できないとされるのは「不要なサービスの押しつけ」「高額な契約解除料」である。
桝添の件以降、消費者は不必要に高い費用については敏感になり、またそのようなサービスは叩き潰す傾向が強くなっている。
解約金でガッチリ! 月額課金でガッチリ!

 

スマホやPC、タブレット等を合わせれば、日本国民ほぼ全員がデジタル機器を持っている計算になる。
デジタル機器の普及に努めたPCデポが、デジタル機器を使ったデジタルサービスで窮地に追い詰められるのは何とも滑稽だが、まあ自分でまいた種。
不動産等他に軸足がなく、小売を捨ててサポート業務が主のビジネスモデルを否定されれば、もう前にも後にも進めない。救いようがない。
会社規模縮小や店舗閉店、最悪は倒産もありうる。ネットとはそういうものだ。
いつ炎上するか分からないものを扱ってきただけに、当然炎上リスクにも備えていると思っていたが、初動対応も残念。脇が甘いとはこのことだ。

また、ネットでは以下の疑惑も指摘されている。
・法的に有効な契約書を交わしていない(闇金でもくれる) さらに客への告知なしで継続契約の料金を上げたことがある
→お申込み前確認書類(事実上の契約書)に20箇所以上のサイン
・バイトや社員に、「トウゼンカード」として自作PCやiPhoneなどの販売ノルマを課している
店のノルマはあると書かれているが、実質個人に割り振られることを意味する
・KK(焦げ付き回収)と称して、客の未収金を店員が取り立て。しかも最終的な損失は店舗のマイナス
・解約料に消費税を徴収。少額訴訟で取り返せる?
・他社では当たり前の、古物商の表示をWebで行っていない
→手続ミスのため中古品削除! 古物商許可取っていない疑いがあったがお知らせで否定。ただし取得日の記載なし
楽天市場店に古物商の番号があるが、検索でヒットしない
・表示義務とされる古物商プレートが直営店店頭にない
・中古をアウトレット等と偽って販売している疑い
・ozzio 光などを展開しているが、届出電気通信事業者一覧に名称がない
・JCBギフトカード等額面通り使えるとあるが、9割しか使えなかった?
・クレジットカード利用のみの商品がある。現金と同じ取扱を定めた規約に違反?
・男性社員(社長)が参加する女子会(意味深)
・上司が元従業員の留守番電話に「ツイッター消せ」と恐喝?
・月額会員になっても修理費用は別途請求。サポート受ける権利を買ってるだけ
・売掛金に3年分のサポート代金を計上?
・実質リースなのに貸金業法等登録せず法的問題有。1年以上のレンタルはリースとなる
・3年縛り終了後も客に商品の所有権が移らない。デポ「リースではない」
・社長会見せず。さらに被害者との対話をドタキャン。被害者「今後はメディアに話す」
・現在も会社の考えは「誤解や事実と異なる点が多く当惑」「商品としては問題ない」「多くのお客様からご満足」のため、従業員が火消しに躍起
・マカフィーを上回る「強力なマカフィー」が必要と客に説明
・価格の二重表示は不当表示? 税抜表示で安く見せる
・サポート入会にはクレジットカードが必要。高額修理料もクレジット決済させることで金の感覚を麻痺させる
・サポート付PCのスペックを「インテル クアッドコアCPU」などとぼかして表示。頭金を「初回利用代金」と記載。正当な価格比較を妨害した疑い
・クレジットカードを店員がスキミング?不正利用疑惑
・初年無料、翌年から課金を極小文字で表示(クレジットカード必要)  1年後無意識に引き落とされる
・過去にHDD容量をクラウドと抱き合わせて表示していた疑惑。HDDよりも速度は遅い。しかも1ファイル最大2GB
・顧客の修理PCにウイルスや、Amazonショートカットを埋め込んでいた疑惑
・CM常連のケーズがメディアを牛耳り報道統制? 五輪後もワイドショーで取り上げず
・ただのiPhoneのアプリ更新通知を「危険な場合があります ご相談ください」とチラシに記載
・チラシを公式Webから削除。広告発行も中止
・検索エンジンにひっかからないように社長名を画像に変更

芋づる式に不正が暴き出されるのは桝添と同じ展開だ。
2ちゃんねるでは2週間で1,300スレ以上立てられ、この企業をどう叩き潰すのか、議論がなされている。

AKBで消えたヤスタカ節

天皇陛下生前退位(?)に続き、SMAPがいよいよ解散という2016年は文春が世の中を変えたような激変の年のような気がしますが、
AKBにも負けず対抗してきたアーティストがいます。Perfumeです。

プロデューサーである中田ヤスタカ氏は、AKB世代に売り込むためにAKBとほぼ同時期にきゃりーぱみゅぱみゅを売り出し、
(最近は下火ですが)若者の間で一世を風靡しました。
おそらくPerfumeでは歌えないようなゆるふわな曲をガス抜きとして提供していると思われます。
最新曲は「最&高」で久しぶりのヒットです。

Perfumeは歌いづらい、歌詞が意味不明などという方もいますが、文字がリズムに
乗っていれば歌になるわけですから、その定義は人それぞれでいいと思います。
歌詞はともかく、曲のリズムだけで割り切って考えると、すごく楽しめます。
また、ヤスタカ氏は「声も楽曲の一部」と捉え、Perfumeらの声にエフェクトをかけ、どのライブで歌っても曲の雰囲気が変わらないようにしています。
歌わなくていい分、きついダンスや本人への特殊効果など、凝ったPVを作らせます。
AKBやその他のアーティストに囲まれてどのように曲調が変わってきたか、5曲をピックアップして解説したいと思います。

エレクトロワールド(2006年)
色あせない、現代でも通用する曲です。
「キミの存在さえリアリティがない」つまりテクノロジーの進歩で人間が埋もれてはいないか?という事を問いかけています。
「もうすぐ消える」完全に機械に人間が支配される、今も自動運転という話がありますが、テクノロジーが進歩すると我々人間は必要ないんじゃないか。
危険だ、という考えが込められていそうです。

ポリリズム(2007年)
「ポリリズム」とは音楽用語そのものですが、レコード会社や所属事務所は音飛びの原因などとし反対。
ヤスタカ氏が上層部に直訴、反対を押し切ってまでリリースしました。
歌詞については「僕」「恋」という表現がありますが、プラスチック等の資源が擬人化されています。
暗に「資源を大事にしようね」ということを遠回しに語りかけています。プラスチックも恋も、資源化され、繰り返す。
ACジャパンのエコのCMで全国放映。ほぼポリリズムしかない歌詞や、独特なリズムが評価され、大ヒット。Perfume全国進出の道に進むことになります。

plastic smile(2008年)
2008年当時Perfumeは19歳なのですが、ヤスタカ氏は当時の彼女たちは
気づいていないか、黙って従うしかなかったのか分かりませんが、疑わしい曲を歌わせています。
今リリースすれば、Twitterで炎上しかねないレベルの曲です。
冒頭から「何か外れた」・・・タガですね。
「まっすぐな道を行ったり来たりのつまらない日々」・・・恋してるのに満足ではないということでしょうか。
「味気ない”何か”」・・・飲み込んだのでしょうか。
「はみだしてるそんな刺激、ほしいよもっと。うずうずしてる」
・・・言うまでもありません。19歳の女子が刺激でほしいものといえば、想像もたやすいものです。
ここまで直球で刺激的な曲が歌えるのは、日本でPerfumeだけでしょう。

*AKBがヒット(2010年)*
AKBがヒットして以降、ヤスタカ氏の刺激的な歌詞が控えめになります。
やはり秋元氏の中身の薄い大量生産曲に影響を受けていることは間違いありません。
※ちなみにAKBには疑わしい歌詞はありません

Spring Of Life(2012年)
この5年間は低空飛行をしていましたが、このあたりで以前の曲調が復活。PVにもあるように
縛られていた何かが解き離れたかのような歌詞となっています。
「はじめよう」「恋しようよ」などカラオケで歌われることを前提に、歌詞の表現も
抑えたことが見て取れます。

FLASH(2016年)
Adobeのflashが絶滅し、AKBも下火になったタイミングでのこのflash。映画タイアップ曲ですので若干映画の雰囲気となっていますが、
Perfumeらしさを残しながらもどこか現代の安っぽい曲の要素を取り込んでいるようにも見えます。
「今夜はこれからなの」「一瞬」という絶妙な表現で恋を歌っています。他のアーティストでは歌えないでしょうね。

Perfumeが全国、いや世界に広まるにつれ「ヤスタカ節」が薄れ、映画等とタイアップするように。また中田氏もPerfumeの成長に合わせて曲調を変えてきました。
中田氏との関係も厚く、「中田さんが辞める時はPerfumeの終わり」というセリフはファンの間で知れ渡っています。
また、YouTubeには曲をフルで公開し、ニコニコ動画ではユーザーにより自由に編集された動画が公開され、
これらほとんどを容認しています。ネット動画を広めた原点とも言われています。

AKBはCDに握手券をつけて売ることでオリコンに殴り込み、事実上の順位崩壊状態に。
前にも書きましたが、曲のクオリティで勝負していた多くのアーティストは、一線から退いてしまいました。
PerfumeにあってAKBにないものはいろいろな意味で「刺激」でしょうから、
もう一度plastic smileのような列島を激震させる曲を出して欲しいものです。