Androidを6年間使い続けて思った事

プロフィールにあるとおり、私は根っからのauユーザーで、ダブル定額やカメラ付き携帯といわれた時代から、W43Tうんぬんと使い続け、2017年で11年目になろうとしていますが、auはAndroid初期(2.1、2.2、2.3時代)のころに魅力的な端末を提供できず、大きな批判に遭ってしまいます。
国内初のガラケースマホは確かにauのIS03ですが、その後もガラケー機能の搭載にこだわってしまい、グローバルモデルを早急に導入したソフトバンクやドコモにユーザーが移ってしまいます。
まぁドコモと比べて資金がないですから、それが如実に表れてしまうのは仕方の無いこと。とはいえ。

IS12SHの発売は2011年ですが、この頃のAndroidはお世辞にも不安定でした。
画面が空白になったり、強制終了したり、勝手に再起動してみたり。
GPS測位ができずナビが全然機能しなかったり、永遠と「リルート中です」を繰り返して目的地にたどり着かなかったり、ナビさせようものなら数時間で電池切れ、とか。
2.1と2.3では全然安定度が違うと言われるほど、すごいスピードで進化していました。Windowsでいえば95と2000みたいな。
機種代は今と変わらず7万円前後でしたね。あまり高いと買ってくれないのは、キャリアが一番分かっていますよね。

 

ガラケーからAndroidに移り、新しいサービスの誕生や普及を目にする事になります。
ガラケー時代は新しいサービスといってもキャリア主導なので所詮、というところですがAndroidは全世界で共通のOSですからなんせ進化が早くて。

スマホの普及によって脚光を浴びたのが、新しいコミュニケーションアプリ。
LINEやカカオを中心とするコミュニケーションアプリは、文字だけではなく通話も無料というキャリアにとって敵でしかないサービスをスマホ向けに展開します。
これまでもSkypeなどもありましたが、ユーザーフレンドリーなUIや簡単な追加方法などが受け、爆発的にユーザーを増やします。
今やLINEやカカオはインフラと言えるまでに成長し、一方キャリアメールはほとんど使われなくなりました。キャリアメールどころか、Gmail、なんていわれる時代です。
普通の電話による通話も減ったのか、今では他社宛で何分でも通話定額(カケホ)というサービスも始まりました。
「キャリアメールに対応しないからスマホは買わない」なんて言っていた人は、今何をしているのか不思議です。

Twitterもスマートフォンのアプリの一つとして提供され、ブログではなくミニブログということで他の誰かとつながり「つぶやく」サービスとして展開。
今ではきっと、プリインストールが当たり前かと思いますが。
私のころはちょうど「Twitter日本語版上陸するよー まずはWeb版からねー」というような状態でした。
このTwitterの普及も、余計にキャリアメールの機会を奪いました。ダイレクトメッセージなんてメールみたいなもんですからね。
Twitterに画像や動画をアップするサービスも多数展開され、スマホで撮影した写真を気軽に公開できるようになりました。
しかし、その一方でバイトテロと呼ばれる社会的批判を巻き起こし炎上状態となるツイートも出てきました。
最近はつぶやくのではなく、長文を分割したり批評し合うような当初の開発者が想定したものとは違う使い方になっているのが課題です。

Flash全盛期に出てきたのが、ニコニコとYouTubeという動画共有サービス。
AndroidはGoogle開発のOSですから、当然YouTubeが閲覧できるアプリがプリインストールされます。
そのアプリの影響によって、携帯で動画を簡単に見ることができるようになり、それを収益化するビジネス(いわゆるYouTuber)が開始され、ネットワークトラフィックの増大が課題となります。
今ではFlashなんてオワコンになりましたけどね。一時期ストアアプリから追放され野良アプリ状態になっていましたが、HTML5の普及を理由にAndroid 6だか7だかから完全追放されました。
開発者生きてますか?って感じですよね。必死にAction Script覚えなくて良かったと思います。

 

端末のスペックはiPhone登場以降、競うように向上していきます。
CPUやGPUは文字では書ききれないほどの性能向上を果たしています。2.1端末と7端末だと100倍ぐらい違うんじゃないか?というぐらいです。
画面の解像度・大きさも854*480(4.0)→960*540(4.2)→1280*720(4.3)→1920*1080(5.0)と向上してきました。キャリアもメーカーもコスト高の要因となる高い液晶なんて使いたくもなかったでしょうが、映像コンテンツの普及や競合との競争も含めれば、無視できない要素だったのでしょう。
画面がきれい、ほらドットが見えないですよね、なんていうのは単純に視覚に訴えやすいのもありますよね。
バッテリーに関してはほとんど技術の向上はなく、周りのチップが統合したり小さくなってくれるおかげで容量を増やせているという状況です。

そうこうしているうちにLTE(4G)サービスが始まり、高速大容量な通信が全国で行えるようになります。
ただLTEは最初ドコモが始めましたが、突きつけてきた条件は「7GB」
ほとんどのユーザーは通信が7GBに収まってるから7GBでいいでしょ、ということですが、何が起きるか分からない激動の時代に容量だけで区切るのは本当にナンセンスだなあ、と。
当然他社も横並びの条件でサービスを始めます。
私も一回か二回、容量制限に引っかかり128kbps(?)になったことがありますが、撤廃してくれ、と強く思ったものです。(当時WiMAXなら制限ないよ~と宣伝されてたものです)
今では10GBとか20GBとか言ってるのでヘビーユーザーは影響受けないと思いますが、今でもこの7GB制限は残っています。そのうち撤廃されそうな気がしますけどね。
LTEをやるために3Gが切られた影響で、3Gスマホを持っている人は今では皆無だと思います。
※3Gを使い続けることは可能ですが、つながるエリアがどんどん狭まっています

 

5.0インチで1920*1080の機種が出てくるようになってから、本当に急にAndroidは安定しました。ようやく使える端末になりました。
上記のコミュニケーションアプリやYouTubeを見る前提で端末が設計され、バッテリー持ちもよくなりました。
WindowsでいえばXPや7クラスになったと言えるでしょう。
iPhoneがなかったら、Androidはここまでスペック向上していなかったと思います。ライバルではありますが、ライバルがいたからこそ、とはよくいうものです。
この世代の端末はiPhoneとの競争に打ち勝つため、キャリアが奨励金を配りまくって、一括0円だの実質0円だのでたたき売りされました(後に総務省に怒られる)。これにより多くのガラケーユーザーを淘汰することに成功しました。
2~3年前のAndroidなら持ってるよ、という人が多いのはこれが理由かと。

Android初期から使っている人は少ないと思いますので、記事にしてみました。
ずっと使ってるから何か、というところはないですが、Androidの自由度の高さと設定の細かさは魅力的です。
例えばiPhoneのようにオフ、オンだけではなくどれくらいオンにするか、など細かい設定ができるのです。その分専門的な知識が必要ですが。
今スマホでできることは全て考え尽くされた感があり、両方のOSで同じ事ができるようになってきました。(乗換案内、ナビ、ゲームなどなど)
どちらを選ぶかは、フィーリングや好み、デザイン、アクセサリというところで選んでも、失敗はないと思います。

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