おでんツンツン事件はなぜ防げなかったのか

なぜコンビニでこのようなことが起きるのか、店員は防げなかったのか、と疑問に思う人がいるかもしれませんが、
まずコンビニは全国どこにでもあり、かつ店を増やし続け、大量のCMを投下している影響で、いわゆる「DQN客」が非常に増えています。
携帯業界も、iPhoneの影響でかなりDQN客が増えているようですが、やはり客数の面ではコンビニの方が多く、報道されるのもコンビニが多いです。
他業種に比べて一番DQN客の相手をしているのがコンビニと言っても過言ではありません。

今回はそのDQN客とコンビニ店員のあるべき対処法について述べたいと思います。

 

まず逮捕容疑はおでん8個を売り物にならない状態にしたと言うことで、要は8個をツンツンしたということですが、その後もDQN客だけに、バカなのでその動画をネットにアップロードしてしまいます。(アクセス数が稼げると思ったのだろうか)
その後DQNの思い通りに動画は炎上したわけですが、Yahoo!トップに掲載されてしまうと火の手は止まりません。
ネットにはそれを盛り上げてくれる人もいますが、正義を持っている人もいるので、警察に通報するなど犯人を叩くという方向に変わっていくことが大半です。
ネットは匿名のように見えますが、運営側は登録時のIPや投稿時のIP等を記録していて、警察の捜査があれば開示できるようになっているので、DQNだけに安易な行動を取ってしまうようですが、必ずバレます。
近年はテレビや雑誌なども非常にネットから発信されているニュースを重視していますので、テレビ局に伝わると家まで報道陣が押し寄せることになってしまいます。なぜ家を公表していなくてもバレるのかと言うことですが、SNSの友達関係などから学校等を特定し、その学校の友人から聞き出すなどちょっと闇の手を使ってでも、特定をするのがネット民です。

 

そしてコンビニ店員側ですが、「怖くて止められなかった」ということですが、行為を止める必要はありません。止められる場合は止めても良いですが、明らかに危険な場合は手を出さない方が無難です。なぜなら、防犯カメラにその行為が写れば警察としても行動ができるので、なるべく犯行時間が長い方がいいためです。強盗に関しても、金を出せと言われて出さないでいると強盗未遂罪に止まってしまいます。一方、1円でも金を出せば「強盗罪」として強盗未遂よりも罪が重くなります。
またコンビニ店員に「これは廃棄のおでんか?」と尋ね、廃棄のおでんであると確認した上で触ったということであるが、例えそうだとしても好ましい行為とはいえません。本来おでんとは、おたまですくい、トングでつかむ商品です。廃棄だとしても、おでんに関しては本部マニュアルでははっきりと「何分に廃棄」というマニュアルは定められておらず、廃棄するかどうかは店員の判断(見た目)に任されているので、店員が廃棄するまでおでんは販売できることになります。なので、1個ツンツンしてもそれは器物損壊だと言うこともできます。
何分で廃棄うんぬんに関わらず、モラルの問題として、他の客が見ていたらどう思うのか、ということまで店員であれば考える必要があると思います。
今回は8個もおでんをツンツンしたので器物損壊が加わったとのことですが、例えそうでなくても店員に無駄な業務をさせた(ケースの洗浄や廃棄)ということであれば、威力業務妨害は成立します。他にもコンビニの例だと、ソーセージ1本に箸を何本も要求、ペットボトルに水を入れるよう要求した、などでも威力業務妨害は成立しています。
※例え対象物が「おでん」というセルフ式の食品であって、壊したという定義がはっきりしない場合でも精神衛生上「食べられない状態」になれば器物損壊は成立します
※コンビニ店員の髪を引っ張った、頭突きしたなど、目に見えない被害ではないが人に危害を加えた場合でも暴行罪が成立します

 

行為は止められなくても、通報ボタンを押すことはできたはずです。報道ではファミリーマート傘下の加盟店となっていますが、実際はサークルKなのですが、サークルKでも警備システムはあるはずです。いちいち警察に電話などと言った面倒なことをしなくても、ボタンを押すなど簡単な行動で通報することができます。強盗しか通報してはいけないと思っていた、面倒なことはしたくない、警察と関わりたくない(前科がある)などといったコンビニ店員も多いですが、特に前科があるような店員はコンビニでは働かないで欲しいと思います。なぜなら、そのような奴らが客として来店するのがコンビニなのですから、そいつらとグルになってはいけません。
警備システムは、どんどん利用してください。些細なトラブルでもどんどん通報してください。
強盗ではなくても、酔っ払いが暴れている、接客に因縁を付けられただけの理由でも、十分OKです。あとは駅前等でタクシーがない深夜の時間帯に酔っ払いがタクシーを呼んでくれなどと言われ困った、などでも警察を呼べば対応してくれます。
理由を聞かれたら「お客様トラブル」といえば、警備員や警察は飛んできます。ましてやカメラがあるようなコンビニだと、警察は喜んで飛んできます。証拠がありますからね。一般民家の犯罪よりも、警察からすれば捕まえようがあって面白いわけです。
昼間とかに呼ぶと「どうしてこんなことで呼んだのか」というようなことをオブラートに包んで言ってくるかもしれませんが、「オーナーにそうするように指導されていますので」「通報しないよりはマシ」といえば、警察もそれ以上は何も言えなくなります。皆さんの税金で警察は運営されていることを頭の片隅に置いておく必要があると思います。

 

このように常に危険な身に置かれているコンビニ店員ですが、その割にはほとんどの店舗が最低時給かそれに近い賃金で雇用されています。
金で解決するわけではありませんが、リスクの引換として、さらなる賃金上昇、防犯意識の向上や防犯環境の改善が求められます。

なぜDQNをその場で通報しなかったのかが非常に悔やまれます。
今後のコンビニ店員には、DQNを適切に処罰することができる能力が必要だと思います。

2件のコメント

  1. 警備システムに入っていないお店もあったりします。警備システムに支払う代金も経営を圧迫すると考えるオーナーもいます。よってKはある時期すき家の次に強盗に狙われる率が高くなり、新店ではほぼ強制的に加入させられています。警察への通報は電話になるのでワンオペだとツンツンくらいなら躊躇するでしょうね。

  2. 「ツンツンくらい廃棄すればいいじゃない」という考えをほとんどの方は持っていると思いますが、それだとDQNが舞い上がってしまいますので、異常な行動や挙動不審な場合は即通報!(特に夜間)という心構えを持つことが今後必要かと思います。

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