【図解】Googleアドセンス審査で落ちる人のサイト10例

気軽に小遣い稼ぎができるGoogle アドセンスですが、確かに以下のメリットがあります。
・放置していても収益が発生
・カメラ撮影、顔出し、声出し不要。匿名で運営できる
しかし、以下のデメリットもあります。
・サイト審査が厳しい
・審査に通過してからも、規定が厳しく、書ける記事が限られる(特定のカテゴリーはNGとか)

 

他のサイトが書いているような、以下の内容はウソです。
誰でもできる 誰でもできるわけではありません。少なくともhtmlタグなどの知識は必要です。ないなら学んでください。
すぐ稼げる 作りたてのサイトは受かりません。Googleにクロールされて1~3ヶ月経たないとダメです。
日記でも受かる 「専門的な価値あるコンテンツ」を含む日記なら、審査に通ります。小学生でも書けそうな内容は落ちます。
なぜ価値あるコンテンツが必要か。理由は、サイトの収益化には読者がリピートで来たくなる、満足するサイト作りが必須だからです。
同じバーガー屋の宣伝でも、赤の他人からされる(始めて来たサイト)のと友達からされる(何度も来たサイト)のでは行ってみたいと思う度合いが違いますよね。
無料ブログは不可 独自ドメインを取っていれば、無料ブログでも通ります。2016年4月ごろから独自ドメイン必須となったようです。
他社の広告を入れてはいけない 常識的な範囲の数であれば、他社広告が入っていてもOKです。5個や6個となると話は別です。
SNSシェアボタンを入れてはいけない シェアボタン自体は構いませんが、「クリックの誘導」は禁止です。後述します。
月○万円稼げる! 月○万円なんていうのは、ごく一握りの人たちのみです。最初からそんなに発生することはあり得ません。電気代の足しになればいい方だと思ってください。
○○記事以上、○○文字以上、○○PV以上必要  数字にとらわれてはいけません。審査基準に数字は含まれていません。好きな内容を好きなだけ書けば、自然と文字数は増えます。自然とPVは増えます。その自然的な物に関しては、数字自体は低くてもきちんと評価してくれます。
15記事はダメだというサイトもありますが、15記事でも通る物は通ります。中身が濃ければ。
アクセス数はあるのに審査に落ちたという事例が多数報告されています。決してアクセス数だけを見ているわけでは無いと言うことです。
写真を入れてはいけない  むしろ入れてください。ただし自分で撮った写真を。全記事フリー素材は×
プライバシーポリシーは必須  必須コンテンツとして列挙されていますが、入れなくても通ることはあります。
プロフィールは必須  あったほうがよいですが、別ページで書くほどのことではありません。サイドバーに数行書く程度で十分です。
「広告」「スポンサーリンク」などのラベルは必須  つける場合はこれらの指定の語句を使用、つけなくても構いません。

 

また、審査には以下の審査基準に合致していることが必要です。
Adsense プログラムポリシー
ウェブマスター向けガイドライン
全て引用すると長いので省略しますが、ポイントだけまとめると
1.アダルトコンテンツの禁止
2.暴力的なコンテンツの禁止
3.タバコ、酒の販売禁止
4.クリックの誘導の禁止
5.キーワードの詰め込みの禁止
6.違法コンテンツの禁止
7.オリジナルコンテンツを載せること
となります。

1.アダルトコンテンツの禁止
「○○なら問題ないか?」という質問が良くありますが、「○○なら通る」というものはありません。
何がダメかは、運営者自身が判断すべき事です。
子どもに見せても問題ないか、職場のPCで見ても問題ないか、が一つの基準となっています。
2.暴力的なコンテンツの禁止
重傷を負う場面、それらに関連する画像・動画の掲載は禁止されています。
ケガをするシーンやそれを想像させる文章なども、見た人が不快な思いをするため禁止です。
3.タバコ、酒の販売禁止
タバコの紹介はできますが、タバコの販売はできません。
ワインの販売・紹介はできますが、ビールの販売はできません。
何が紹介で何が販売にあたるのかが分からない場合は、掲載しないことをお勧めします。
Webサイトは、未成年者が見る可能性もあり、何かあった場合に広告主に責任が及ぶリスクのある内容は禁止です。
4.クリックの誘導の禁止
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adsenseに申し込むwebサイトは、いかなる部分でもクリックの誘導をしてはいけません。
具体的な文言がなくても、矢印のみでもアウトです。
クリックしてほしい対象が広告でなくブログランキングやSNS拡散ボタンだった場合でも、受からなかった事例が報告されています。
またクリックと書かなくても「ポチッと」「応援してほしい」など、クリックを想起させる表現もダメです。
サイトを作った人は「わざとじゃない」といっても、それが本当かどうかは本人しか知り得ないですからね。
なお、「拡散お願いします」や「共有お願いします」はセーフです。
5.キーワードの詰め込みの禁止
検索で上位になる為に、同一のキーワードをむやみやたらに繰り返して使い、自然な文章でない場合には、審査に通らないことがあります。
そんな方法はもう古いということを理解してください。

A商品を購入しましたが、A商品は本当に冷え性に効きます。A商品は薬局などで買うことが出来、400円で買いました。ところで、A商品・・・・
6.違法コンテンツの禁止
著作権に違反する内容など、違法となるコンテンツは禁止です。
具体的には、グーグルのロゴや検索結果画面の掲載、テレビ・アニメ番組キャプチャやゲーム画面キャプチャ、他人が著作権を持つマンガ作品の掲載、(著作権処理されていない)テレビ番組を録画した動画の掲載などが当てはまります。引用の範囲として掲載する場合には許されることもありますが、それらばかりを掲載してそれらが主になっているサイトは許可されません。
7.オリジナルコンテンツを載せること
ユーザーにとって価値のないページに対しては、処置を取ります。と書かれています。
本ページではこのことを「専門的な価値あるコンテンツ」と呼び、以下に定義します。

 

「専門的な価値あるコンテンツ」とは
皆様がいろいろなwebサイトを目にして、不快だと思ったwebサイトはないでしょうか。

例えば、中身の無い、小学生でも書けそうな調べてまとめただけの自分しか使わないようなまとめ記事。しかも文字数だけはやたら多いサイト
カテゴリーページやお問い合わせページなど、コンテンツがないのに広告が貼ってあるサイト
他のサイトの引用(という体のコピペ)で文字数を稼いでいるサイト
本文は立派なのに、フリー素材の写真しか使っていないサイト
芸能人のブログのような改行ばかりで、何が書いてあるかさっぱり分からない記事
結論を引っ張って引っ張って、結局何が言いたいのか分からない記事
「○○に関する内容をお伝えします」「○○に関する内容は以上です」など、文字数稼ぎの記事
中身の同じ内容を言い方だけ変えて、複数に分けている記事
タイトルは煽っておきながら、それに見合った本文が無い記事
「おすすめの貯金箱!」として、貯金箱をひたすら列挙したamazonアフィリエイトだけが5個も6個も並んでいる記事
※この本読みました、皆さんにもお勧めしますという形で掲載されるのは良いが、1記事に5個も6個もは悪意しか感じない

このようなサイトは、確実に不合格となります。
つまり「専門的な価値あるコンテンツではない」ということです。
このようなサイトが乱立しているがために審査が厳しくなったようです。そりゃ当たり前ですね。

具体的には以下のようなものです。
どちらの記事を読み進めたいと思うでしょうか?

今日はカラオケに行ってきました。楽しかったです!

というような記事は、小学生でも書けます。まず通りません。

今日はカラオケで歌手ABという曲を歌ったのですが、高音が少し出ないなと感じました。私は音大で声に関して学んでいるのですが、なぜ高音が出ないのか、自分なりにまとめてみました。(自分で撮った写真)

 

このような具体的な記述や写真が入っており、自分の経験や体験・知識を交えた内容が、オリジナルコンテンツとして高く評価されます。
これは専門性が高ければ高いほど、高く評価されます。
単なる日記には、専門性がないから落ちるのです。共感が得られやすいのでアクセス数は伸びると思いますが、だから受かるとは限りません。
普通に運営する分であれば何でも構いませんが、アドセンスを掲載する以上は、日記としてではなく、趣味に絞った運営をして、専門性をアピールすることをおすすめします。
例えば仕事のこと、楽器やスポーツ、俳句、節約術、など自分が得意としている分野や書けそうな専門分野で勝負するのが一番良いです。
なぜそうするかというと、広告主も効果の高いところに広告を出したいからです。スポーツのサイトにはスポーツの広告を出したいと考えるのは当然のことです。
よって、「専門的な価値あるコンテンツ」とは、広告主の求めるサイトそのものなのです。

 

また、審査は人の手で行われていますので、例え上の文章等が完璧になったといっても、落とされることがあります。
なぜなら、サイトデザインも審査対象であるからです。
具体的な事例を10つ掲載します。

1.長いヘッダー画像の禁止、サイトタイトルと関係無いヘッダー画像の使用
× ダメな例
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○ 改善例
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フルHDのパソコン画面で見た時、400px程度など画面の半分程度を占める長いヘッダー画像があると、下の本文を読むことができません。
これは「サイトコンテンツを押しやるレイアウト」としてユーザーフレンドリーとは言えません。つけるとするならば画面の10分の1程度、100px前後がベストです。
また、猫のブログなのに家の写真・人の写真・犬の写真を使うなど、タイトルと関係無いヘッダー背景画像の使用は、ユーザーを混乱させる原因となります。

2.長いサイトメニューの禁止
× ダメな例
sm0
○ 改善例
sm1
これはスマートフォンで見た時発生しやすいですが、上と同じ理由で減点ポイントとなります。
設定を変更し、伸縮式のメニューとなるようにしてください。

3.大きい写真は縮小する
× ダメな例
sm2
○ 改善例
sm1
記事内で写真を使う時は、自動で縮小処理がかかるように設定しておきましょう。設定していない場合、原寸サイズで表示され、本文が読めなくなります。処理の仕方が分からない場合は、あらかじめリサイズして小さくしてから使いましょう。これも減点ポイントです。

4.無駄な文字の縮小や拡大
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前後の文脈を考慮しても明らかに必要がないのに、無駄に小さい文字や大きい文字にしたり、無駄に色を変えることは、ユーザーを混乱させる元になります。一番小さい文字でも10ポイントを目安にしてください。読めない文字は減点対象となります。

5.見えない色の使用
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本文に限らずヘッダーテキストやサイドバーなどにも同じ事が言えますが、はっきりと識別できる色に設定してください。これはGoogleに隠しテキストを設定しているんじゃないか、と疑われる原因になります。また、ユーザーも混乱します。

6.文字数稼ぎ、記事数稼ぎの禁止
× ダメな例
pc2
○ 改善例
pc3
文字数稼ぎや記事数稼ぎである事は、ロボットでは分かりませんが、人が見れば一発で分かります。必要がないのに無駄な改行の挿入なども減点ポイントとなります。芸能人のブログは文字が少なく改行が多いことが多いですが、芸能人は特別枠と考えてください。中身の濃い意味のある文章か、人の役に立つ内容か、何か問題を解決する内容になっているかが重要です。最低1,000文字、平均2,000文字以上は書いてください。多ければ多いほど良いと言うものではありませんが、ここは長文を読ませる文章力が問われます。

7.作りかけのページの禁止
pc7
作りかけの状態で申請することは禁止されています。このような作りかけのページは削除してください。また、「準備中」「工事中」「Site 1」や「Page 1」「NoImage」などといったデフォルトの文字列がある場合は、きちんとサイトに合わせた文字に変更してください。

8.メニューの設置
× ダメな例
pc3
○ 改善例
pc6
ユーザーが全てのページに素早くアクセスできるように、上または左右どちらかにナビゲーションメニューを設置してください。設置できない場合は、検索ボックス、最新記事や関連記事、カテゴリ表示、日付表示など、様々な記事にアクセスできる導線を作ってください。目安は全ページに1~2クリックで到達できることです。

9.お問い合わせフォームの設置
ユーザーが簡単にサイト管理者にコンタクトを取れるように、サイト内からアクセスできるお問い合わせフォームを設置してください。メールアドレスや実名は必須とせず、任意になるほうが望ましいでしょう。ちなみに購入等の正当な目的がないのに、個人情報の入力を迫るサイトは禁止です。

10.記事の少ないカテゴリーは再検討する
記事数は30ぐらいあるのに、旅(1)や、感想(2)とかだと、ユーザーは幻滅してしまいますよね。それらの記事を増やすか、それができないならばカテゴリーの区分け自体を再検討してみてください。全体の記事数に対し、バランス良くカテゴリーを配置することが重要です。
また、コンテンツのないページへの広告掲載は禁止となっていますので、そうとられないようにするための対策です。

 

ざっとこれだけ述べましたが、サイト上級者からすると「え、当たり前じゃね」という内容となっています。
つまり、アドセンスに合格するためにはサイトとしての常識というか、当たり前の事を守っている必要があります。
今までのユーザーはきちんとその掟を守ってきたのですが、近年安いPCや安いネット回線が普及して、そして「誰でも稼げる」という偏った記事が素早く拡散されるようになった中でそういうイメージが一人歩きし、PC初心者までが入ってきているのが現在の状況です。
そしてPC初心者に限って、原因が分からないので、大騒ぎします。
PC初心者で稼ぎたいならば、メルカリでもやっててください、知識を吸収する気がないなら申請しないでください、というのが私の持論です。
株とかと違い、数日で結果が出るものではありませんので。一から始めたら半年、軌道に乗るまで1年はかかります。そういう次元の話です。

また、これらはアドセンスには関係無く、一般的なSEO対策として、今までも、そしてこれからも言われ続ける項目だと思います。
特に単なるPV、文字数、記事数などといった数字で測れるものから、デザインはユーザーフレンドリーか、内容は事実か、人間が読んでどう思うか、何か問題が解決できるのか、誰かの役に立つのか、というような「中身」に基準が変わりつつあるのが最近の傾向です。ロボットが大量生産したような記事や、ライターに依頼したような記事は、ことごとく順位を下げているという報告もあります。それは、ユーザーのためを思えばごく自然のことで、さらにアドセンスの広告主のことを思えば当然とも言えるものです。

htmlタグが分からない、PC知識がない、文章を書く能力がない、という人にも「できる!」と推しているサイトがありますが、その人がそれで「価値あるコンテンツ」を作れるようになれば良いのですが、いつまでもそうならずに低品質なサイトが増えると、web全体が価値のないものになってしまいます。高いアクセス数やPV数を狙って、誰にでもできる!などと謳っているサイトは、メリットや簡単である事を伝えるだけではなく、リスクをきちんと説明するなど表現を検討した方が、今後のため、そしてweb社会全体のためにも良いかと思います。

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