Xperiaの性能向上を追う

当方auユーザーでして、ここ数年でauは激変しました。
硬い組織の中でひたすら「Appleは嫌だ」とごねていましたが、いつのまにかiPhoneやiPadを売るようになり、ついにはauより頭の固いドコモも禁断のアップルに手を染めました。
「選べる自由」とか「プラチナバンド」とか言っていますが、SHARPはIS12SH世代の動作の重さや15%きるとワンセグやカメラが使えない点がひっかかり、富士通はアローズで熱暴走&不安定カイロを生みだし、他のメーカーは国内市場のニーズをとらえきれてないと判断(ガラケー機能大事)し、auにおいては実質Xperia1択になると思います。

auにMNPされる方もいるかもしれませんが、auにおいては「ツートップ」ではなく「ワントップ」です。メーカーの回し者などではなく私の過去の経験則に基づいたものです。
パケット定額がでてきたころからauユーザーで、もちろんメガネケースなるIS01とかはちゃんとスルーしました。2010年の話です。
ストレート型スマホの先駆けとなったIS03も迷ってスルーしました。IS04に手を出そうとしましたが、動作の遅さとネット上であがっていた多数のフリーズ情報が決め手で予約をキャンセルしました。(IS04=富士通製。この頃から富士通は残念端末を生み出していたのです)
その後命名規則が「IS+年度+メーカー」になり、ガラケー機能のないXperia arcはauは発売せず、acroからIS11Sとして発売。11SHなども出ましたが、11世代はまだ早いとしてスマホには手を染めませんでした。

販売店で実モックによる検証を繰り返し、ようやくガラケーから代えたのがIS12SH。2011年7月のこと。IS03やIS11世代でも富士通たたきが散々な中、シャープは比較的安定していることを評価してのものです。acroはグローバルベースだったのでまだ発展途上としてスルーしました。
今の世代のスマホと比べれば全然ですが、Googleマップがすぐに立ち上がりナビまで無料でできる(ガラケーだと月額契約してナビウォークしないといけなかった)、好きなアプリが入れ放題、PC版ページが見れる、pdfが見れる、ガラケー機能対応、ディスプレイ解像度も実用範囲でした。当時の販売店のお姉ちゃんがGPSをオンにしてマップで現在地をだす、ということすら知らなかった時代でしたね。

再起動に5分かかるクズさ(通話中に充電きれて相手に迷惑をかけていた)、バッテリーが15%きるとワンセグや写真撮影ができないクズさなどユーザビリティを犠牲にしていることからシャープを捨てて2012年3月にIS12Sを白ロム購入。この子、すごく地味な子なんですよね。地味な子だけどもうすぐ2年。よく仕事してくれました。

SOL21はスルーしました。なぜならディスプレイの大きさ、解像度、バッテリー容量において進化がなかったから。
SOL22は悩みましたが、バッテリー容量が少し残念でスルー。SOL23でようやく私の基準を満たすものとなったわけです。
実際にデモ機を触れてみれば分かりますが、IS12S世代で重かったアプリやWebページがつっかかりなくサクサク表示されます。今まで強制終了していた場面でも粘り強く我慢してくれます。なんせベンチスコア7倍ですから・・・ようやくiPhoneと互角になりました。
iPhoneを真似たAndroidですが、キャリアとメーカーの癒着開発ではAppleに追いつくまで3年近くかかったということです。

「スマホの性能比較はしない」と言っていたのですが、時代にあわせて評価項目を見直し、auのXperia限定で限定復活したいと思います。

・概要 IS11S IS12S SOL21 SOL22 SOL23
画面サイズ、解像度 4.2
854*480
233ppi
4.3
1280*720
341ppi
4.3
1280*720
341ppi
5.0
1920*1080
440ppi
5.0
1920*1080
440ppi
バッテリー容量
着脱
1500
1840
不可
1700
2300
3000
(auよくやった!)
不可
連続待受(時間) 480 570 490 480 710
連続通話(分) 290 330 700 910 1310
発売日 2011.6.24 2012.3.10 2012.11.2 2013.5.25 2013.10.23
一括価格 68,250 59,760 75,600 68,040 70,560
アピールポイント Timescape
IS04の無料交換端末にされる
高精細ディスプレイ ホワイトバランス調整
グラビア印刷を超える解像度
不具合 再起動
GPS感度
フリーズ多い
画面が崩れる
GPS感度
カメラフリーズ
再起動
WiFi再接続フリーズ
尿液晶
液晶が本体から浮く
バッテリー容量詐欺
タッチ感度
Eメールアプリ起動遅い
Bluetooth
発熱
尿液晶
電波途切れ戻ってこない
タッチ切れ
・Eメール
送受信上限 なし 2000/1000 2000/1000 2000/1000 2000/1000
・ベンチスコア
quadrant
1530 3174 6460 8100 21934
・カメラ
画素数 810 1210 1300 1310 2070
f値(低いほど高性能)
目のF値は1.0
2.4 2.4 2.4 2.2 2.0
インカメラ 130 31 31 220
HD動画 720p 1080p 1080p 1080p 1080p
シャッターボタン
・基本
Android 2.3.3→2.3.4 2.3.7→4.0.4 4.0.4 4.1.2→4.2.2 4.2.2
CPU MSM8655 1GHz MSM8660 1.5GHz MSM8960 1.5GHz APQ8964 1.5GHz MSM8974 2.2GHz
コア数 1 2 2 4 4
GPU Adreno 205 Adreno 220 Adreno 225 Adreno 320 Adreno 330
RAM 512MB 1GB 1GB 2GB 2GB
ROM
(内蔵ストレージ)
1GB 16GB 16GB 16GB 32GB
ROM空き容量 380MB
最大通信速度 3G
9.2/5.5
3G
9.2/5.5
LTE
75/25
LTE
75/25
LTE
75/25
テザリング × ×
WiMAX × × × × ×
・機能
ワンセグ
録画可

録画可

録画可
フルセグ × × × ×
お財布
赤外線
Eメール ○(アップデート対応)
Cメール
緊急地震速報
無線LAN b/g/n b/g/n a/b/g/n a/b/g/n a/b/g/n/ac
Bluetooth 2.1+EDR 2.1+EDR 4.0 4.0 4.0
日本語入力 POBox Touch 4.3 POBox Touch 5.0 POBox Touch 5.3 POBox Touch 6.1 POBox Touch 6.2
・外部
寸法 127*63*11.8 126*66*11.9 129*65*10.9 135*71*10.5 144*74*8.5
重さ 135 149 120 145 171
防水防塵
ゴリラガラス × × × × ×
卓上充電
付属SD容量 32GB
SAR値 0.6 0.806 0.608 0.540 0.424
同梱品 microSDHC32GB
ヘッドセット
ACアダプタ
microUSBケーブル
卓上ホルダ
ヘッドセット
ACアダプタ
microUSBケーブル
卓上ホルダ
ヘッドセット
アンテナケーブル
ACアダプタ
microUSBケーブル
卓上ホルダ 卓上ホルダ
アンテナケーブル

大まかに見ると充電ケーブルなどをなくして、コストカットできる部分を探しながら性能向上に努めているように見えます。でも他メーカーとちがって卓上ホルダを削らない姿勢には感服。

今後の予測として、150MbpsLTE対応、解像度がフルHDを超えてretinaのようになったり、4K解像度で動画が撮れたり、バッテリー容量が増えたり、IPS液晶、RAMやROMの増量、8コア、といったことは容易に想像できます。
ただ画面の大きさは手の大きさが有限であるがために6インチ程度が限界でそれ以上は大きくならないと思います。Xperia Ultraは若干マージン設けてると思いますけど。
docomoは普通にSOL23に相当する端末が9万近いようですが、auでは「高すぎると売れない」という理由からか7万円台に抑えています。

auはdocomoと異なりメーカーにしっかり開発してもらうべくXperiaの機種数を絞っています。先進性や話題性だけで闇雲に端末を出しまくってアップデートやサポートが追いつかなくなるのではなく、ニーズをきちんとおさえた「きちんと使えるか」「ガラケー機能や防水を実装できるか」などを重視しているようです。
よってdocomoのように通話と通信に対応するような神アプデはありません。
おおむね半年に一回のリリースで「1年周期でOSアップデート+それを搭載した新機種」をセットにしています。IS04や11世代、富士通が発売を急いで残念スマホを生みだし、世間を騒がせた部分から反省していると思います。時代が早くスマホを求める中で、ノウハウのないメーカーがすぐにスマホを作れるはずもなく。
パナソニックなど撤退したメーカーが出てきたのはこのためです。

また現在のスマホはメーカー製PCのようにいらないアプリがいっぱい入っています。しかもPCよりたちが悪く消せないアプリが多数あります。金を出してハードとソフトを買っているのだから、消す権利もrootにする権利もあります。(Googleは公式に認めています)ましてや通信事業者にも金を払っているのだから、利権にふりまわされるのはカンベンです。Xperiaも”中立なスマホ”として、通信事業者の毒が入らない端末になればいいなと思います。

メールの送受信件数も2,000件/1,000件ですが、これはガラケー時代のふるきよき伝統で、早急に撤廃すべきだと思います。送信したメールはまぁいいですが、受信したメールは無制限で保存されるべきです。もしデータベースの都合と言い張るのであればどんだけしょぼいデータベースやねん、直せ、といいたくなりますね。
1日10件のメールが届くとして、2000件なら1年すらもたないですよ。ユーザーがバックアップすれば、ってそれ受信トレイの意味ないですよね。

もともとガラケーのために開発されたワンセグですが、フルHDでは映像の荒さが顕著でした。どう映像処理をがんばってもごまかしきれないので「だったらフルセグ入れてしまえ」ということで、最近のトレンドになっています。カーナビなどでは昔からできていましたし技術的には難しくないんでしょうけど、バッテリーだ感度だなんだと今まで搭載されてきませんでした。今後は電車でフルセグを見る光景が当たり前になっていくと思います。

最近バージョンアップによって肥大化し、30MBを超える重いアプリが増えました。LINEはデザイン重視でコードの最適化などを知らないようで、トーク履歴が溜まるとよくフリーズしたり強制終了したりします。
キャリアメールですら、開くのに3秒ほど黒画面になり、メールがMAXまで溜まるとガラケーのようなサクサク感が失われてしまいます。
毎日キャッシュを削除して再起動するような律儀なユーザーなどまずいないと思うので、これらを自動で行うような仕組みが必要なように思います。
OperaやGoogleのマップ、Playストアはバージョンアップで重くなったアプリの典型例です。

シャープや富士通のようにならないことを祈りつつ、今後にも期待です。

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