コンビニ店員がキレる理由7つ

コンビニ店員にキレられたことはありませんか?
レジ中に「チェッ」といわれたり、お釣りを乱暴に渡されたり、袋詰めが適当だったり。
挙げ句の果てには箸やスプーンが入っていなかったりすることもあります。
これらは本人の問題と言うより、いびつな業界構造が原因なのです。
いびつな業界構造によって精神がやられてしまうのです。
名札に「トレーニング中」と書いてある素直な高校生が、コンビニを続けるごとにどんどん無愛想になっていきます。
客はこれらの行為に対してキレるでしょう。それによって店員はさらに精神がいかれ、他の客を傷つけるのです。

1.無理なシフトが組まされている
「週1や週2で契約した高校生が、今では週6」「夏休みはほぼ休み無く出勤」「22時まで勤務して翌日朝7時からまた勤務」なんていう例は日常茶飯事。
最初の希望とは違う時間で働かされるケースも多々。「働きやすい」なんて嘘。希望が通らない、無視されるのがコンビニです。
休憩も規定通り取れず、本当は45分とらなければならないケースでも15分しか取っていない人もいます。
自分の自由な時間が取れない、自分の睡眠時間が取れない、自分の友人と遊べないストレスがコンビニ店員をダメにします。
同じ看板なら人融通できないの?と思うかもしれませんが、コンビニの多くはフランチャイズと呼ばれる形式を取っていてそれぞれが個人事業主なのでいわば別組織。緊急時を除いて人の融通はできません。

2.次の勤務者が遅刻・欠勤することによるストレス
コンビニは一般の職業とは異なり、24時間店を回すことが前提でシフトが組まれています。
要は交代勤務ですね。
一般の職業と異なり、「1人や2人抜けても負担が増えるだけで大したことない」わけではありません。
常に最小限の人数で回すことが求められるので、一人でも休むと絶対に今いる人が勤務延長を求められ、それを拒否すると店長が出勤。休んだ人は即クビ候補です。勤務延長に応じても、所定割増賃金(残業代)はつきません。何せブラックですから。
よく遅刻する人やよく休む人をクビにすることもできますが、クビにしたところで人が来ないので、皆の負担を強いながらなあなあで済ましている店も多くあります。今いる人を大事にしない店はいい人から順に辞めていき、キレる性格の悪い店員だけが残る店になります。
1分2分なら大したことないじゃないか、と思うかもしれませんが、1分2分でも人の予定を狂わせたことになります。

3.レジ周りの仕事が多い
レジの周りにはコーヒーや揚げ物、中華まん、ギフトなどといった商材が並びますが、本部はこれらが複数注文された時のオペレーションまでは考えていません。
例えば客から「チキン2個に肉まんとピザまんとポテト、あとアイスコーヒー」「あ、あとスイカチャージ」なんていわれたら、まずパンクします。人間ですから。700円クジ期間中はクジの仕事も増えます。特に最近はamazon等ネット宅配の普及で宅配に関する客も増えていますが、宅配関係はレジでの時間が取られるので店員は嫌います。
代行収納10枚や宅急便を5つ持って行ったら怒られた、という人もいるかもしれませんが、多い場合は銀行へ。宅配便の営業所へ。ということです。
各種サービスに対応してはいますが、それを受けるのは人間ですから限度があるよね、ということです。

4.仕事が多い
上のようなレジの仕事以外にも、検品や品出し、清掃等の仕事が時間帯に応じて割り振られており、接客の合間を見てそれらをやりますが、それらの作業がどこまで終わっているかを頭で考えながら仕事をしなければいけません。
ただ朝会社に来て電話対応をしていればよい、レーンに流れてくる部品を流れ作業で、というのとは違って「レジをしながら品出しをしつつ新聞の返品をしつつ廃棄下げをする」「終わったらゴミ箱を取り替えてトイレ掃除して商品補充」「揚げ物売れたから追加作成」なんて感じで3タスクや4タスクを同時並行で進める技術が必要なのです。これが一般的にコンビニは忙しいと言われるゆえんです。
本部が従業員をスーパーマン扱いしていて一人で何でもできる人材に育てれば人件費が削減できるとか訳の分からないことを考えているのが原因です。スーパーマンになれる人はいいですがなれない人は退職→人不足になるのは明白です。
客に来てほしくないからわざと無愛想な接客をするという人もいますが、原因は仕事が多いからです。

5.客が多い
平均的な店では一日800人来ます。
ガソリンスタンドやカラオケ、飲食、その他の業界に比べても客数が圧倒的に多く、客単価が低い。
10円のうまい棒1本で万札、つまり両替目的で来る客もいます。飲食には10円のメニューなんてありませんよね。ファミレスなんかいくと最安メニューでも300円ぐらいはとられます。
「800人の店では深夜を除いて常に2人で回せる」と本部は指導するので、オーナーもそのようにします。
1人が捌く客の数が圧倒的に多いのがコンビニです。

6.店長がキレる
店員ですらこういう状況なので、店長はもっと多忙です。
人手不足部分のシフト穴埋め、商品の値引き処理、従業員の面接や時給設定、精算・送金・両替、シフト作成、本部からのメッセージチェックや施策の確認、販促物の取り付けや取り外し、本部から指示されるフェイス表に従ってフェイス替え、SV(営業員)との打ち合わせなどなど。
これらの仕事を店員がしないなら問題ないじゃないか、と思うかもしれませんが、問題なのはこれらの仕事をやって店長がストレスを抱えると、それを店員にぶちまけることです。
引継ノートに1日1ページ使ってグチグチと人の批判をしたり、訳の分からないことを指示したり、暴言に近い内容を吐いてみたり、従業員に病みメールを送ったり-
ゆとりのない店長がキレることで、さらに店員は精神的ゆとりを無くし間接的に客にキレ、店員は辞め、客は別のコンビニでまたキレる、という悪循環になります。

7.毎日コンビニ食品を食べている
これはあくまで推測の域を出ませんが、コンビニ店員は比較的コンビニ食で生活しています。
勤務前後には揚げ物やおにぎりを買って休憩しています。店によってはまかないで食べている店もあるでしょう。
そうするとコンビニ食の中には甘味料等の添加物がたくさん入っています。
昔より減ったと言っても、ゼロではありません。
これらの影響により脳みそがちょっとずついかれ、単細胞的な思考しかできなくなるのです。
特にコンビニの油は使い回すケース(規定に従って交換するが毎日取り替えてはいない)もあり、あまりいいものではありません。

キレる理由はコンビニ店員と客どちらにも原因はありますが、どちらかが改善しない限りは平和にはならないでしょう。

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