ダイレクト型自動車保険は辞めるべき3の理由

自動車任意保険は高いので、少しでも安くしたいと思う人は多いはず。
しかし、ちょっと待ってください。
安さだけで選ぶと、万が一あなたが痛い目に合うかもしれません。

安い保険といえばネット通販型保険(いわゆるダイレクト型)ですが、ネットで調べると一括見積もりを勧められ、昔ながらの黄色背景に赤文字でかなり煽ってきます。安い安い、年間数万円得すると。
しかし、都合の悪いものは公表しないのがこの世の中。デメリットには一切触れられていません。
一般的に走行距離に制限があり、ゆえにロードサービスが弱いと言われています。保険会社のレビューサイトでも格安会社には批判が多く集まっています。
大きく考えて欲しいのは3点です。その他にも細かい違いはありますが省略しています。

1.ロードサービス

走らない人にとっては安く済みますが、車買ってて走らないってあり得ないですよね。走るために車買ったんでしょう。特に田舎なら必需品ですので。
クルマのトラブルでよくあるのがパンクですが、パンクした場合は自走できませんので予備タイヤが無い場合はレッカーする必要があります。
レッカー距離に制限があると、超過分は実費。格安は50kmや100kmが多いようですが、大手損保は15万円まで補償。15万円は近年のレッカー単価で言うと270kmに相当します。特別な理由がある場合は無制限です。
50や100でもその付近の修理工場やディーラーなら事足りますが、問題は修理工場が営業していない深夜や早朝。
例えば自宅から150km地点で深夜や早朝にパンクしたとしても、家までは帰らせてもらえず、どこかで待機するハメに。その間仕事には行けなくなります。(JAF入ってても長距離レッカーは相手しません)
「深夜や早朝に運転する機会なんてない」という人もいるかもしれませんが、将来何があるか分かりません。その為の保険です。
年間1万円浮くからっていわゆる格安に移ったとしても、スマホと違い人に迷惑をかけるという点が厄介です。

またロードサービスが2年目からしか利用できない、バッテリー上がりが年に1回しか利用できない会社もあり、それに気づかず契約して使う時に保険会社ともめて解約するパターン。大手損保だと燃料以外は1年目から使い放題です。
車両保険の免責0-0が設定できなかったり、特約が少なかったりなど制限がある分安いと言うことです。

2.走行距離

走行距離も保険会社によってタイプが違いますが、前年の走行距離を申告して契約した後は走り放題、また翌年に走った分に基づいて契約するタイプと、契約した距離を超過した時点で報告し速やかに差額保険料を納めなければいけない2種類があり、どちらも代理店型大手保険ではあり得ないシステムです。
後者の場合は申告および差額納付を忘れていた場合、保険が使えないという重大な事態に陥ります。高い保険料にはなりますが、走行距離を全く気にしなくて良いのは大手損保のメリットです。
試算してみると、確かに走行距離を絞ると安くなりますが、走行距離フリー(15,000km超)とした場合は大手損保と大きく変わりません。厳密には年間数百円格安の方が安いですが、それなら大手損保に軍配が上がります。

3.事故対応

事故の当日受付時間も大手だと24時間以内対応だったりしますが、格安は何も書かれていなかったり、対応時間が9:00~19:00など極端になっていたりする例も。もちろんロードサービスはどこも24時間ですが、今はもはや当たり前。そんなことよりもいかに重大事故の時に保険会社社員がすぐ駆けつけて初期対応できるかが重要です。相手の保険会社は社員がいるのに自分は格安だったがために来なかったというのはすごく惨めです。

高速によく乗る人(年間2万km以上走るのが明らか)・・・大手損保
日々の通勤にしか使わず遠出は公共機関を使う人・・・格安保険
いいことしか宣伝しないネットに騙されず、自分の目的に合った保険を契約しましょう。

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