ヤフーニュースが「訳」と書く訳

ヤフーニュースは10年ぐらいほぼ毎日見てきているが、2017年に入ってから、取り上げるニュースに違和感を感じてきている。
その違和感とは、質が下がったように感じることである。

ヤフーニュースは、基本的に自社ではニュースを作らず、提携社のニュースを配信する形式を取っていて
膨大なニュースの中からトップページに掲載する物を担当者が選んでいるようだが、それにしても最近はおかしい。

昔は政治や経済のニュースがトップページに出てくることが多かったが、
最近は教養や無駄な知識、当たり前のことを今更?みたいなPV取りに舵を切った感は否めない。
「人がパスワードを入力する時視線を外すのは常識?」って、そりゃ常識でしょ、としかいいようがない。キロポストの意味、中古車選びで水没車に注意、トイレットペーパーのシングルやダブルなんて、教わらなくてもわかる。
ある意味常識が通用しなくなった世の中だから私が教えてあげますよ、ってそんな感じも否めない。
だいたい疑問符がついているニュースなど、ニュースではない。

例えば以下のようなタイトルになっていることが多い。
○○の訳
○○はなぜ○○か?
○○はなぜ起きる?
○○はもう古い?
○○のメリットは?
○○の対策は
○○の実態は
○○の背景は
○○の狙い
○○の意味は

個人ブログや個人サイトで取り上げるのは結構だとしても、国内トップクラスで大きな金も動いているサイトである。
ニュースだから何でも良いだろといわれればそこまでだが、やはり新聞と同じような質を求めるユーザーは多いので、
昔のように政治や経済を中心とした構成に戻すべきである。
写真を見ると一つのカテゴリは8つで構成されているが、この日は4つ、つまり半分が個人ブログの内容のタイトルである。アクセス数稼ぎの”釣り餌”はせめてカテゴリあたり1~2つにすべきだろう。

そのようなニュースではアクセス数が取りづらくなっている世の中である事も認めるが、だからといって質の低いニュースを質の低い見出しでトップページに掲載するのはいかがなものかと思う。新聞だって1面は真面目だ。
提携配信という形を取っている以上、提携先の記事の質が下がればそうならざるを得ないのかもしれないが、それなら質の低い記事とは契約を解除するなど、「サイトの質」が問われている時代にサイトの質を考えないのは改めるべきであろう。
今後の改善に期待したい。

コメントする