業者涙目!200円で分解せずエアコンファン部分を掃除する方法

夏・冬に必需品のエアコン。最近フィルターは目詰まりしていないのに風の出が悪くなったり、振動や騒音が大きいと感じていませんか?
業者に頼むと1万円ぐらいするエアコンクリーニングを、なんと簡易的なものですが200円でやってしまおうという企画です。
エアコンクリーニングは、フィルターを水洗いし、アルミのギザギザ(フィン)の目に見える部分のほこりをテープで取るか掃除機で吸い取る、そして最後に内部のファンさえ掃除できれば機能はほぼ回復します。
もちろん業者に比べて質は落ちますが、業者の10分の1のクオリティで良いから、という人にはオススメです。
スプレーや液体は使わないので、汚水も出ないので部屋を汚しませんし、大がかりなスペースも不要、エアコン下に液晶テレビがあっても安心。故障の心配はありませんし安全です。専門知識も不要で分解しないのでドライバーも不要、業者を部屋に入れずに一人でできます。(部品破損のリスクはありますけど)
※お掃除付エアコンなど構造が複雑な物はこう簡単にはいかないかもしれません

用意するもの
1.割り箸1本
あわよくばコンビニやスーパーで無料で入手できます。
歯ブラシでやってる人もいますが、ここはあえて割り箸にこだわります。
2.アルコールティッシュ10枚程度
無い場合は購入してください。百均にもあるかと。
普通のティッシュではダメです。最悪アルコールのものがなければウェットティッシュでも良いです。
3.輪ゴム数本
これも100均に売ってます。
4.掃除機、ゴミ袋
理由は後述します。
5.脚立または椅子
エアコンまで体が届く作業できる何かを用意してください。回る椅子の場合は転倒に注意。
6.気合と根性

手順
1.ルーバー羽根を取り外す
ルーバー本体を取り外すのは初心者には難しいので、ルーバーの羽根だけ取り外します。
構造は小学生でも理解できるレベルで、単純にプラスチックの遊びを使って力を加えて取り外すだけです。外す時は根元ではなく外側からがおすすめです。
ただプラスチック製で柔らかいので、力を加えすぎると壊れてしまいます。壊れたら数千円かかるそうです。
うまくルーバーの羽根を取り外せたら、これはこれで洗ってカビを落としておきましょう。
※このカビを落とすだけでもかなり快適な風になります。原理は分かりますよね。

2.ファンの位置を確認
かなり奥の方にあり、 個人レベルではそううまくはいかないようにできています。
この内部のほこり(?)をとると、消費電力だけでなく振動やカラカラといった騒音も軽減できます。
高級エアコンは内部ファンにコーティングがされているようですが、廉価エアコンにはそのような物はなく、ほこりがどんどん付着していきます。

3.特製グッズを作成する
以下のように、割り箸とアルコールティッシュを輪ゴムで結合させた特製グッズを作成してください。
割り箸が長ければ長いほどこの戦いは有利です。
手先が器用な人は割り箸を手で代用してもいいですが、手にカビが付くので必ず作業終了後は洗ってください。

4.ゴミ袋をエアコン本体下部にセットしておく
エアコン本体が丸ごと受け止められる程度の幅のゴミ袋がよいです。
この時点でエアコンの電源が切れていることを確認してください。

5.特製グッズをファン表面に付いているカビに接触させ、取り除く
このときぽろぽろとカビのようなものが落ちていきますので、注意。
ファンは円柱形になっていますので、割り箸でくるくる回せば全部取れると思います。
私の場合、4分の1程度の段階で既に真っ黒になってしまいました。
そのときはとりきれないので、アルコールティッシュと輪ゴムを新たに取り替え、チャレンジします。
このアルコールを含んだティッシュにより、カビが除菌されます。

6.運転を開始する
のですが、ファンから分離したカビのかけらが宙を舞いますので、ゴミ袋で受け止めるか、掃除機を向けてスタンバイしておいてください。
このときエアコンの風量は自動ではなく強にしておき、掃除機の強さも強にしておいてください。
数十秒するとカビのかけらが取り切れますので、終了です。

<それでもファンのカビが取れない時は>
コロコロのテープ部分・ガムテープ・梱包用透明テープを使って、直接ファンに巻き付けてカビを取ります。粘着力が高ければ高いほどいいですね。
これは効果的ですが、コロコロをファン内部に巻き込むリスクもありますので注意。このリスクを低減するには、半周でやめる・テープを手で固定しながらファンを回す・50cmなど長めにテープを使う、などの対策があります。
ちなみにコロコロテープ(異物)がファン内部につまり取れなくなると、6万円(電気の救急車)という高額修理になる恐れもありますので、最悪壊れても良いという人のみお試しください。
※私もこの事態に陥りましたが、スイッチオンにして回し続けていたら運よく排出口に出てきて救出。難を逃れました
※電気の救急車は個人では頼まないこと。調査だけで6,000円かかるのですが、直して欲しい心理を悪用して「調査だけでも」と必死に押してくるので、最後は私から「検討します」で電話切りました。頼まないというとかなり態度を悪くしますね。

普段やっているフィルターだけではなく、この内部ファンも掃除することで、消費電力の改善が期待できます。
例えば冷房の場合、28度自動にしていてもエアコンの温度センサーはエアコンの近くにしかないので、冷えたと判断して冷房を止めてしまいます。しかし部屋は涼しくなっていないので人間が27度や26度、風量を増やすなどすることによって必要上に電気を消費してしまうのです。
私の試算では、これをやると1日で1kWh節約(24時間27度稼働の場合)となり、1ヶ月では30kWh、1KWh単価を20円とすると一ヶ月600円の節約になります。これにより風量が増え、部屋がすぐに規定の温度になるためです。
自社の修理を獲得したい・エアコン業者から抗議を受けると嫌なのでメーカーはこの掃除の仕方を公開していませんが、これぐらいのことであれば簡単ですので個人でやってしまいましょう。

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